[ テーマ: 起業支援 ]
2007年3月5日18:54:00
起業・創業される方が、まず最初に悩むことは、個人事業で始めるか、法人(会社組織)で始めるかということのようです。
許可・免許制の事業の中には、最初から法人で始めなければならないものもありますが、それ以外のケースですと、個人・法人、どちらでもできますので悩みます。
会社を設立したい、というご相談にいらした方の話を聞くと、「まだ法人にしなくてもいいんじゃないの?」と言いたくなるケースが少なくありません。
ということで、個人事業で始めるメリットについて考えてみます。
1 簡単に始められる
法人にするには、定款を作って、登記して…と何かと面倒な手続きが必要になります。
資本金も準備しなければなりませんし(1円でも可)、公証役場での定款認証や登記申請時の登録免許税なども決して安い金額ではありません。
これに対して、個人事業の場合には、税務署に届出をするだけで始めようと思ったらすぐに始めることができます。
2 簡単に辞められる
法人の場合には、辞めたいと思っても出資者の利害がからみますから、そう簡単には辞められません。また、辞めるにも清算手続き、その登記手続をしなければなりません。
対する個人事業は、清算、登記手続きもありませんから、いつでも辞めることができます。
まとめると・・・個人事業は身軽だということです。
合わせてこちらもご参照ください。
法人化のメリット・デメリット 比較表、ドメインになどについて
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