[ テーマ: 株式会社設立手続き ]
2007年3月8日22:37:00
会社設立のサポートをさせていただいる中で、よく聞かれるのが、 「会社をつくるのに、いくらかかるの?」 ということです。
会社法が施行されて、資本金が1円でも設立できるという話は、少なくとも1度は耳にしたことがあるはず。
だからといって、1円で会社がつくれるわけではないのです。
実際にかかる費用を聞いて驚いてあきらめる方も少なくありません。
実際にいくらかかるのかご説明しますと…(株式会社の場合)。
1.資本金・・・(あまりおススメしませんが)1円でも大丈夫(なお、業種によって最低額が決められているものもあります)
2.定款の認証・・・
(1)認証手数料 5万円
(2)収入印紙代 4万円・・・ 電子定款にすると4万円はかかりません(「電子」であって、「紙」ではないからです)。
3.定款の謄本手数料(一般に定款の謄本(コピー)をとります)
1枚250円 × 定款の枚数(表紙を除くページ数)
4.登録免許税(印紙代)
資本金の0.7%(1000分の7) (15万円未満のときは15万円)
5.登記事項証明書(いわゆる登記簿謄本)
1通600円(2013年4月現在)
6.印鑑証明書 1通450円(2013年4月現在)
7.司法書士報酬(西尾努司法書士事務所の場合)
完全にお任せいただく場合、会社の印鑑3本セット込みで、8万6000円(税別)いただいております。
8.その他、送料、登記簿謄本代などの実費をいただきます。
実費の内訳
● ご自分で全てなさる場合には、資本金1円の場合でも、
1円+5万円+4万円+1,250円(定款が5枚で1通)+15万円+600円(謄本1通)+450円(印鑑証明書1通)=24万2301円
最低でも、これくらいはかかります。実際には、これに法人の印鑑(1万円程度)も注文される方も多いでしょうから、印鑑代が上乗せになります。
合同会社の場合には、株式会社の3分の1程度で設立することができます
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