[ テーマ: 法人口座開設 ]
2010年4月23日02:52:00
ちょっと前になりますが、会社設立登記完了後にお客さまが、会社の銀行口座を解説する際の銀行選びについて書いたことがあります。
法人口座のつくり方 2 (2007年8月18日)
その後も、これに関して、お客さまからの追加レポートをいただいているのでご紹介いたします。
合同会社を設立されたK社長
銀行では(登記簿謄本は)見せるだけで済みました。
余談ですが、やはり青のM銀行は口座開設に1週間かかるといわれました。
株式会社を設立されたⅠ社長
先日会社用の銀行口座を作りに行ったのですが・・・。
これまで個人用で4行の銀行口座を使っていて、それぞれ特徴がありました。
緑の銀行は、入出金予定をメールで知らせてくれるサービス(月105円かかります)、青の銀行は一定以上の残高の場合、他行への振り込みが月3回まで無料というサービスなどなど(注 : 緑、青、赤の銀行はご想像のとおりです)。
今回、法人名義の口座を作るにあたって、こういったメリットを考えて口座開設しようと銀行にいったところ、何と法人名義の口座はサービス体系が個人と違っていました。
まずインターネット経由での残高確認や振込み自体にお金がかかるのです。
緑も青も赤い銀行も一律で最低月2,100円。
振込手数料も個人より高い。
これを払わないとネットで残高確認もできません。
いまどきインターネットバンキングにお金がかかるなんて驚きです。
手数料が取られるから銀行に出向いて通帳で取引きする、なんて会社は少ないのかなあ。
大企業ならともかく、起業したての会社にとっては痛手です。
各行のサービスを前提に銀行口座の使い分けを考えていた私にとっては大誤算でした。
こういうことの一つひとつが起業を阻害する要因になっている気がするのですが・・・。
(プレジデントコンサルティング株式会社 伊藤代表のブログより引用)
法人口座開設に必要な書類、開設までにかかる期間、個人口座との違いについて、銀行ごとに対応が違いますから、予め銀行に問い合わせておきましょう。
とくに、会社設立後にすぐに取引先から振込みがある、という場合など、急いで開設しなければならない場合には、注意が必要です。
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