[ テーマ: 商業登記 社名・商号 ]
2021年12月31日10:58:18
更新 2021年12月31日
作成 2011年9月17日
昨日、ある駅の前にあった飲食店の「親子丼カレー」という貼紙が気になり、試しに食べてみることにしました。
ちょっと変わったメニューを見てしまうと、試さずにはいられなくなるのは私の悪いクセです。
食べてみると、一緒にしたから美味しくなるというわけでもなく・・・
カレーも親子丼も同時に食べたい人にはおすすめのメニューというほかなく・・・
あ・・・今、気がつきましたが、私の場合、この状態で出されると、この形をくずさないようにして食べるクセもあります。
つまり、混ぜることはせず、スプーンの上でもこの状態を保っているという感じ。
なので、混ぜると美味しさは増すのかもしれません。
それはそうと、このお店には、ほかにも、姉妹品として「かつ丼カレー」なるものがありました。
そして、「かつ丼カレー」といえば、連鎖的に思い出すものが1つ。
富士そばの「カレーかつ丼」です。
かつ丼カレー
カレーかつ丼
似ているようで、違う気がします。
前者はカレーの変形、後者はかつ丼の変形??
味は・・・どうなんでしょうか、気になります。
ちなみに、富士そばには、通常、カレーライス、カレーかつ丼、かつ丼があるのに、なぜかメニューに「かつカレー」が存在しません(ただし、新小岩にある富士そばにはミニサイズのかつカレーがあります)。
さらに、これと似たようなケースでは、レバニラ炒め、ニラレバ炒めがあります。
中華料理なので、中国語であの料理をなんと書くのか調べてみると、「韮菜猪肝」と書くらしい。
なので、直訳すれば「ニラレバ炒め」が正しいようです。
(一説によると、「天才バカボン」でバカボンのパパが「レバニラ炒め」を連呼したため、日本ではこっちが広まったようです)
ということを書きながら、司法書士である私は、さらに発展して、
株式会社 (前株)
株式会社 (後株)
今、前株(前に株式会社を入れる)か後株(後に株式会社を入れる)の違いもこれに似ているのか、似ていないのかが気になっています。
が、よくわからないので、結論を書きあぐねています。
こっちの問題は、前株でも後株でも、なんなら中株でもどちらでも好きなようにすれば良いのですが。
2021年12月30日(追記)
会社の設立登記のご依頼をいただき、ご紹介者の税理士さんと依頼者との3人で設立する会社の概要を決める打ち合わせの席でこんな話が出ました。
(商号を何にするか決定する場面で、前株にするか、後株にするか、最近ではどっちが流行りか、、、などと話し合っていると)
依頼者曰く、「商号が後株の銀行は調子が悪い」。
これは良いことを聞いた、次回から新規で設立する依頼者にお伝えしようと思い、念のため調べてみると― 「経営が危険な銀行ランキング ゾンビ化している機関を見極める(SankeiBiz)」によれば、同サイトに掲載されている「銀行経営危険度ランキング」の危険度上位の銀行はいずれも「前株」になっていましたので、そのまま鵜呑みにするのはちょっと危険かもしれませんね。https://www.sankeibiz.jp/business/news/200713/bse2007130650001-n1.htm
ちなみに―
東京商工リサーチの「18万社の倒産データからみた「倒産企業の社名調査」」によると、そこでは、2000年以降に倒産した会社18万社について調査されているのですが、倒産企業の約4割が「前株」(次いで「前有(有限会社○○)が3割強」なのだそう。
これって、そもそも前株の会社の数が多いからでは?と思い、前株、後株の件数を比較したデータはないのかとさらに調べてみると、「会社名の前株と後株はどちらが多い?(給料.com)」で、前株が45.5%、後株が54.5%で、後株のほうが多いことがわかりました。
ってなると、今回の依頼者さんには申し訳ありませんが、商号は、後株(後有、後同(○○合同会社)」の方が良いのかもしれません。
もっと知りたい方はこちら
「18万社の倒産データからみた「倒産企業の社名調査」」https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20170214_01.html
「会社名の前株と後株はどちらが多い?(給料.com)」https://kyuuryou.com/w2913.html
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