[ テーマ: 不動産の所有権移転 ]
2015年2月1日23:36:00
昨年、9月にバイクで房総半島(千葉)へツーリングに出かけた際、その何年か前に見た雑誌に紹介されて気になっていた岬にある喫茶店「音楽と珈琲の店 岬」に立ち寄りました。
内房の海が見える喫茶店へ(ツーリング日記 2014.09)
とても気がつきにくい場所にあり、入口を見つけても、その瞬間に右折(東京から行く場合)しなければ通り過ぎてしまうので、とても行きにくいにもかかわらず、妙に混雑しているな、と思っていたら、ちょうどこの喫茶店を舞台にした映画「不思議な岬の物語」が公開される直前だったことを知りました。
で、その原作が、「虹の岬の喫茶店/森沢明夫」という小説。
それから数か月も経って、やっと小説を手に入れて読んだところ、とても興味深いことが書かれていました。
タニさんが、お店の女性店主、悦子さんに誕生日プレゼントといって封筒を渡すくだりなのですが―
その封筒の中に入っていたのが、なんと「月の土地の権利書」だったのです。
月の土地は、小説の中だけでなく、実際に「ルナエンバシー社」が販売して、土地の権利書も発行してます。
http://www.lunarembassy.jp/osusume/osusume
これを読んで、とても懐かしい、と思いました。
私が大学生くらいの頃、「プレゼントに月の土地を」、なんていう話が話題になっていたからです。
で、もしや、と思い、著者の森沢さんの生年月日を見たら、1969年で私(1967年)とほぼ同年代でした。
森沢さんもあの頃、その話を知ったのかもしれません。
この小説、どこまでが事実でどこからがフィクションなのかわかりませんし、あの日は店内が混み合っていたので、中には入れず…、これのおかげで、次に行く楽しみが増えました。
ところで、
現在、私も司法書士という仕事を通じて、土地の「権利書」を取り扱っているのですが、私が取り扱えるのは、日本国内の不動産のみです。
月の土地の売買による所有権移転なんていう話があっても、私は登記の申請のお手伝いをすることはできません。
もし、月の土地の権利を取得したいという場合には、日本のルナエンバシージャパンが代行して、アメリカのルナエンバシー社に登録の申請をするようですから、そちらに問合わせをしてみてください。
http://www.lunarembassy.jp/osusume/osusume
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