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西尾 努2007年2月より(株式・合同)会社設立・役員変更・定款変更、相続登記等、登記業務を中心に行っています。

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司法書士報酬が高いか安いか

[ テーマ: 事務所案内 ]

2015年2月18日15:02:00

登記の手続きは、原則として、会社の登記、不動産の登記に関わらず、本人(会社であれば会社代表者、不動産であれば所有者など)がすることができます。

ですが、書類を揃えたり、作成したりするのが面倒だったり、わかりにくかったりするため、その手続きを司法書士に委任している、という流れになっています。

司法書士はその登記手続きの代行を仕事にしているわけですから、司法書士報酬が発生します。

司法書士は報酬が欲しいし、依頼者はできるだけ安く手続きを済まそうとする。

 

当事務所が開業したのが2007年で、統一だった司法書士報酬規定が撤廃されてからそれなりの時間が経過した頃でしたが、以前の司法書士報酬を踏襲していた事務所がまだまだ多い時代でした。

昔の基準を知らないで始めた私は、自分で妥当だと思って決めた金額を司法書士報酬としてホームページで公開したところ、当時としては、かなり安い金額に位置づけられていたように思います。

 

それから数年して、どんどん安い事務所が現れて…

中には登記手続きの代行ができない税理士事務所が「報酬無料」で会社を設立する、なんて広告も出していたかと思えば、数千円程度で文章に穴埋めしていくだけで書類が完成するサイトなどが登場し、かなり荒れた状況になっています(いずれも、設立後に税務顧問契約を結ばされるようです)。

 「会社設立費用0円」を謳う業者の仕組み 

 

最近では、司法書士を探している方からストレートに、「お宅の報酬は安いほうですか?」なんて聞かれたり、「●●事務所ではこの金額を提示されたのですが、これは高くないですか?」なんて聞かれることも少なくなく…

安いか高いかなんていうのは、その人によって異なるので答えに困ります。

 

何が普通かは人それぞれ
(大盛?と思っても、このお店では、これが「普通盛」だったりします。)

 

時々、同じ金額を提示しても、「お宅は高い」と断られてしまうケースもあるかと思えば、「他よりもかなり安いので助かる」なんていわれることもあり、どうしていいのかわからなくなります。

しばらくは、このままで司法書士報酬を変えずに見守っていこうと考えています。

 

 当事務所の司法書士報酬額

 

 


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