[ テーマ: 合同会社設立手続き ]
2021年9月2日10:17:00
更新 2021年9月2日
作成 2017年5月22日
会社の設立登記のご依頼をいただきました。
書類を作成し、押印をいただいて、当初5月26日の大安吉日に登記を申請するという予定でしたが、登記手続きの完了を急ぐということで、5月22日の本日、登記の申請をすることに変更となりました。
ちなみに、登記の申請をした日が会社の設立日となります。
あとは、22日に申請するだけという前日の日曜日の23時直前に、依頼人より携帯にメールが届き、読むと、
明日22日(月)は赤口なので、正午に申請をお願いします。 |
…へ?
たしかに、六曜の「赤口」は、「正午が吉で、朝夕が凶」と言われていますが…正午に申請をお願いしますって…
脱力感を感じつつ、でも、気を取り直して、念のため、「正午」というのが具体的に何時何分のことを指すのか、辞書やウィキペディアで調べてみました。
正確なことはわかりませんが、どうやら…予想通り…正午は、午前と午後の境目ということですから、12:00:00のことを指すらしい。
依頼人から届いたメールからは、「正午に申請すること」をどの程度の作業と考えているのかまでは読み取れませんが、正午から13時間ほど前に送られてきたメールに従って、正午ちょうどに申請できるわけがありません。
仮に、1週間以上前から予約され、登記申請のため他の予定も入れなかったとしても、12時00分00秒ちょうどに申請する自信は微塵もありません…
なので、即、「ムリです」と返信したところ、数分後、「できるだけ正午に近い時間で」と返ってきた。
できるだけ正午に近い時間は確実に正午ではないのに…と思いつつ、「できるだけ」正午に近い時間に申請するということに落ち着きました。
「赤口は、正午以外は凶」という概念に囚われていると、その自己暗示というのか思い込みで、何か悪いこと、不吉なことがある度に、正午に設立しなかったせいにすることになりかねません。
この依頼人、この先、大丈夫なのでしょうか…少しだけ心配です。
ちなみに、当事務所を開設した日は、後から調べたら「仏滅」でした。
それ以降、「仏滅に始めたわりには、いい感じ」と逆の効果を発揮しているようです。
2021年9月2日 追記
2021年9月2日(木)、この日を設立日にして欲しい、と株式会社設立登記のご依頼をいただきました。
毎月、「1日」を設立日に指定される方は多いのですが、法人住民税の節税のため、2日以降に設立される方も少なくありません。
今回は、2日を設立日に指定された理由までは尋ねなかったのですが、依頼人からこんな話がありました。
2日は「友引」なので、凶の時間帯の、午前11時から午後1時(丑の刻)に申請するのは避けて欲しい。
その時間帯を外して登記申請するのは簡単なこと。
はい、承知しました!!
で、先ほど…午前9時30分ちょっと前に登記を申請し、その旨、ご報告いたしました。
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