[ テーマ: 司法書士の独り言 ]
2021年4月8日11:17:45
法務局から届いた郵便物を開封したところ…
中身は、会社の「印鑑カード」でした。
ちなみに、印鑑カードには法人名の記載がありません。
そのため、気が利く法務局では付箋を貼り付けてどの会社のものかわかるようにしてくれ、今回もそんな法務局からだったのですが…
ええええっっ!!!!!
「●●不動産管理合同会社」のものだと思われる印鑑カードに、「●●不同産管理合同会社」と書かれた付箋が貼り付けてあったのです。
一瞬、目の前が真っ暗になりそうに…私が誤って会社名を「不同産」にして登記をしてしまったのかも、と。
なぜそこで自分を疑ったのかというと、他の漢字ならまだしも、毎日毎日「不動産」を取り扱っている法務局で、そこを間違えるなんて考えられなかったからです。
結局は、法務局側がこの付箋だけ書き間違えたようで、登記には何の問題もなかったのですが、ホントに焦りました。
ついでに、何でこういった誤りが起きたのか考えてみると...
商号の「●●不動産管理合同会社」の中に、「どう」と読む箇所が2つあるからかもしれないな、と。
というのも、以前、当事務所宛に届いた郵便物に、
「司法書士」と書くべきところ、「司法書司」と書かれていたことがあったのです。
「し」が2回使われているから、「司法書司」となったのではないか、と推測し、だから、「不同産」も…と。
ちなみに、この誤りは1度ではありません、この方も。。。
だから、書いた本人は正しい文字は知っているものの、無意識のうちにそう書いてしまったのかもしれません。
そういえば、宛名の書き間違いは思いのほか多く、
「努」を「務」と書き間違えられるのは日常茶飯事のため、もう慣れましたが、中には、
「西尾」を「中野」に間違える方もいらっしゃったり(もはや別人)…これも筆跡が似ているような違うような…こんな誤りも2件、
(努という文字もかなり怪しい)
これなんかは、「努」が「司法書士」の「司」にもっていかれて…
さらには、氏名だけではなく、「東中野」という地名の「東」が漏れていたり、
「丁目」が漏れていたり、
これで届けてくれる日本の郵便局はホントに優秀だと感じざるを得ません。
ただし、先日、送られてきた、この郵便物、部屋番号が誤っていたのですが、これだけは様子が違いました。
送られてくる予定の日には到着せず、1日たち、2日たち…心配していたのですが…
「601」のポストに投函されていたことがわかりました(当事務所は、610です)。
漢字の間違いは誰にでも起こること。
正しい文字を知っているのに、無意識に間違うこともあります。
明日は我が身、注意しなければなりません。
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