[ テーマ: 商業登記 ]
2018年4月28日10:48:00
先日、代表取締役の変更登記のご依頼をいただいた依頼人から、会社の印鑑証明書の交付を受ける際に必要な「印鑑カード」についてこんなご質問をいただきました。
印鑑カードの暗証番号について質問なのですが― 暗証番号は基本的に代表取締役の誕生日に設定されていると聞いたのですが、 現在私が持っている○○株式会社の印鑑カードは私の誕生日に設定されていると思うのですが間違いありませんか? |
法人の印鑑カードには「暗証番号」はありません。
暗証番号はありませんが、法務局に設置されている「証明書発行請求機」を利用して印鑑証明書を請求する場合には、機械操作の過程で代表取締役の生年月日を入力しなければなりません。
代表取締役を変更した場合には、当然、新しい代表取締役の生年月日を入力することになります。
「代表取締役の生年月日が暗証番号だ」と伝えた方は、その点を混同されたのかもしれません。
代表取締役が変わった場合には、変更登記を申請する際に、印鑑証明書を添付した「印鑑(改印)届書」を作成していただいており、これによって「生年月日」も変更されるため、常に現在の代表取締役の生年月日を使用することになります。
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