[ テーマ: 株式会社 定款変更 ]
2018年7月17日11:45:00
三連休最終日は、午後から登記の相談のため、中野へ行ってきました。
今回は、以前、株式会社の変更登記のご依頼をいただいたお客さまから、近々、新規事業を始めるので、事業目的を追加(定款変更)するのか、新たにそれ専用に合同会社を設立するか迷っている、というご相談でした。
ちなみに、それぞれにかかる登記費用は、
登録免許税 3万円
司法書士報酬 2万円(税別)…(注)当事務所の場合
その他実費
登録免許税 6万円 (資本金858万円以下)
司法書士報酬+印鑑セット 4万円(税込)…(注)当事務所の場合
その他実費
定款変更が約5万円、合同会社設立が約10万円と、費用が倍ほど違います。
現在の会社名と事業内容との関係、今後の決算手続きの手間や税金の問題などいろいろあるので、結論はその場では出すことができず、持ち帰って検討していただくことになりました。
その新規事業の話の中で、運や占い等ちょっとスピリチュアル系な話題になり、余計な合いの手を入れ、話を膨らませてしまったせいか、
偶然、近くにご紹介したい方がいるので、場所を移動しませんか?と言われ、
占い師とかそういう方か…と思い、のこのこついていったら―
そこに現われたのが宗教関係者。
その人が言うには、○教は完全で、毎日「●●…」と唱えるだけで人生が好転するのだそう。
それも、いきなり唱えるだけではダメで最初に寺に行かなければならないという(病院に行って処方箋をもらうイメージなのだとか)。
ついては、住職(?)に会って儀式というほど大げさではない「何か」をしてもらうために、これからお寺に行きましょう、という展開になってしまった。
さっきまで、普通に定款変更の話をしていた方も、ノリノリで…ちょっとビックリ。
全くの無関係の方からであれば、興味本位でついていったかもしれないが、そういうのは行っても始める気は皆無だし、結局、面白がるだけだから、今回のようなご紹介だと、お誘いいただいたお二人やお寺…仏様(?)にも失礼にあたるので辞退したいと繰り返し伝えたのですが、「それでもいいから」となかなかわかってもらえない。。。
結局、1時間ほどそういうやり取りを繰り返しながら、やっとのことで解放されました。
解放され、時計を見ると、16時半。
もし、相談だけで済んでしまった場合には、事務所へ戻ろうと考えていたのですが、ちょうど良い時間だったので…
中野の居酒屋さんで、「手づくりつくね焼き」と赤ワイン、そして
メニューによれば、「大山鶏100羽に1羽の割合でとれる」という白レバーの「白ればポン酢」を食べながら直前の出来事を回想していました。
あの質問がこれにつながるんだ…とか、いろいろな伏線があったな、と。
1点どうしても気になったのは、喫茶店で1時間もの長い時間、「そういう話」をされている時の自分の姿勢や手の動かし方、視線。。。客観視している自分もいて、とても勉強になりました。
時々、宗教の勧誘までいかないにしても、登記の相談、ご依頼を受けた後になって、士業の集客サイトに有料で登録させられたり、商談をもちかけられたりすることがあります。
そういうのは、本当に迷惑ですし、どんなオファーもお断りさせていただくため、それ以降、お互い気まずくなってしまいますから、避けたほうが良いと思います。
今回の定款変更のご相談ですが…もし、依頼につながらなければ、宗教の話の中で出てきたとおり、私の「業」の積み重ねがそういう結果を生み出したのだということで…。
そんな感じで、今回は思いがけず、予定不調和な登記相談を受けたというお話でした。
新規事業を始めるにあたり、定款の変更を検討されている方へ
電話によるご相談・お問い合わせ・お見積の依頼(無料)は
03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。
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