[ テーマ: 司法書士のプライベート ]
2019年1月4日11:54:00
年末年始は富山に帰省していました。
北陸は豪雪地帯、雪国のイメージが強いかもしれませんが、最近は雪が降ってもそれほど積もらないようで、市内ではライダーの姿も...
正月、子どもの頃は、家族で、市内でも大きな日枝神社に初詣に行くことが多かったのですが、当時から、人が多いし、なぜ年に一度、わずなか賽銭で神頼みに行くのか、それで効果があるのか、と疑問に思っていました。
それに、昔から食事やお酒を飲みに行く場合でも、大型チェーン店を避けたい派の私は、どうせ初詣に行くのなら、神社も、全国に3,800社ある日枝神社(日吉神社、山王神社)グループは避けたい。
最近、日本一小さな神社が富山市内にあることを知ったし、ちょっと退屈していたので、今年は、単独行動で日本一小さな神社へ初詣に行くことにしました。
その神社は「富山中教院」といい、市内繁華街に「中教院前」というバス停があるので、富山市民にはおなじみなはずですが、実は、「中教院」が何なのかすら知らない人が多いようです。
さらに、ウィキペディアによると、「富山中教院」は日本一小さい神社ということですが、それも地元の人にはあまり知られていない様子。
ちなみに、ここがどれくらい小さいかというと、
道路に面している部分は2歩で通り過ぎてしまうほど幅がなく、鳥居を姿勢を低くしてくぐり、大人1人がやっと入ることができる程度。
「鳥居をくぐり、参道は中央を避けて…」とかいう余裕はありません。
とりあえず、中へ入ってみると、
鈴や賽銭箱、おみくじはありました。
あ…
アレがありません。
「手水舎」という手と口を清める場所がないのです。
小さな神社だからか…と思っていたら、あ、そういえば…
いろいろ写真を撮っていたときに、鳥居の手前、歩道を渡った先に「手水舎」っぽいものがあったことを思い出しました。
これか…
先ほどから数組、初詣の参拝客の姿を見かけたのですが、この「手水舎」の存在に気づいた人は誰一人いませんでした。
(昔は大規模な敷地だったそうですが、いろいろあって今はこの規模になったのだそう。
あとから「手水舎」を設置したわけではなさそうです)
で、もう一度、鳥居をくぐり…
ですが、財布には大きめの札しか入れておらず、賽銭も…アレですし、おみくじは自販機タイプで10円玉が3枚必要で…
当然、両替機なども設置されておらず、クレジットカードや電子マネーなどは使えるはずもなく…
結局、おみくじすら引くことが叶わなかった初詣(?)になってしまいました。
基本的に初詣には行かない派ですが、たまに行くとこうなってしまいます。
残念…と思いつつ、アーケード街を歩いて行くと、「手相・人相」の占いを発見。
せっかくだから、日頃やらないことをやってみよう、占ってもらおうと思い…
あ…
占いさえも拒絶された感じ。
「初詣」「おみくじ」「占い」…どれも、その効果に期待していないといいつつ、ここまで気持ちよくフラれたのは珍しい。
ポジティブに考えれば、大凶は出なかったし、手相で悪い結果を伝えられたわけではなかったので、今年も良い年になりそうな予感がします。
(関連)以前、ツーリング中に姓名判断をしてもらいました
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