[ テーマ: 本の紹介 ]
2009年9月2日01:01:00
司法書士という仕事柄、紙を使うことが多く、事務所の中は「紙」の山です。
ただでさえ紙が多いのに、整理がヘタときている。
だから、どんどんいろいろなものが捨てられずに溜まっていきます。
この辺で何とかしようと、「佐藤可士和の超整理術」に救いを求めました。
ちなみに、著者の佐藤氏は、私の母校の明治学院大学のブランディングプロジェクトを担当された方でもあります。
この本で繰り返し出てくる「捨てることは、“とりあえず”との闘いである」は、ホントにそのとおりで、どうしても、何かあったら困るのでとりあえずとっておこうと考えてしまいます。
何でそうなったのか過去を振り返ってみると・・・思い当たる理由が1つありました。
どうやら、会社員時代に教え込まれたことが身についたままになっているようです。
生命保険会社で保険金・給付金の支払査定をしていた頃、お客さまに関する書類は、診断書は当然のこと、送られてきた封筒さえも、すべて保管するよう教え込まれていたのです。
今思えば、それが会社を辞めた後でも抜けずにいるのではないかと思うのです。
このままでは、近い将来、狭い事務所がそのうち紙の山で埋もれてしまいそうです。
なので、この本を読んで今一度、「整理」についてリセットして、考え直したいと思います。
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