[ テーマ: 不動産の所有権移転 ]
2011年10月1日11:10:00
不動産(土地)の売買による所有権移転登記手続きのご依頼をいただきました。
今回、いつもと違うのは、所有者が土地を所有された後に、その土地を分筆しているという点です。
登記手続きの面で、何が問題かといえば、分筆した土地の地番が記載された登記識別情報がない、という点。
分筆しても、新たにその分の登記識別情報は発行されないのです。
具体的には、21番1の土地を、21番1と21番9に分筆して、21番9を売却される場合、21番9と書かれた登記識別情報は存在しません。
このような場合、登記識別情報は法務局に提出しなくていいのか、といえば、そうではなく、分筆前の登記識別情報を法務局に提出することになります(先の例では、「21番1」の登記識別情報)。
といった感じで、分筆前の登記識別情報を使用すれば、問題なく、登記手続きはできるのですが・・・
ただし、それによって、登記識別情報の「あのシール」をはがしてしまう点が問題といえば、問題で・・・。
最近、不動産を手に入れられた方ならご存知だとは思いますが、シールの下には秘密の暗号(?)が隠されているので、不動産を処分されるまではシールをはがさないでください!と注意を受けたはず。
ですが、この登記によって、大事なシールははがされてしまいます。
はがされるということは、当然、残った土地の「秘密の暗号」までもが明らかになってしまうのですが、そのシールは、2度と貼り付けることができなくなっていますし、登記識別情報自体を再発行してもらうことはできません。
その後の取り扱いについては、売却後に、その登記識別情報を失効させるという方法や、その他いろいろありますので、その点は司法書士にお任せください。
司法書士を利用しないで個人間での売買の場合には、十分、ご注意ください。
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[ テーマ: 株式会社設立手続き ]
2011年10月17日09:29:00
昨年、会社の定款変更登記のご依頼をいただいたお客さまから、株式会社の設立を検討されている、というお客さまをご紹介いただきました(T社長、ありがとうございました!)。
金曜日にお会いして、設立する会社の概要等を伺うなど、打ち合わせをさせていただきました。
そうしたところ、今回、フランチャイズのお店を経営する会社を設立される、ということで、その契約のスケジュール等を確認したところ、急いで会社設立の登記を申請しないと間に合わない、ということが判明(登記を申請して完了、登記簿謄本や印鑑証明書が発行できるようになるまで、約1週間かかります)。
そこから大急ぎで、打ち合わせ場所から、いつもお世話になっている印鑑作成業者さんに電話・携帯メールを駆使して、特急で会社の印鑑を作成していただけるようお願いし(M社長、いつも無理を言ってすみません)、私のほうは、定款を作成し、お客さまには、印鑑証明書は、ご用意いただいていたので、資本金の払い込み手続きをしていただきました。
登記に必要な書類も日曜日には揃いましたので、本日、公証役場で定款認証、法務局にオンライン登記申請、ちょっとバタバタしそうです。
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[ テーマ: 株式会社設立手続き ]
2011年10月22日01:45:00
先ほど、テレビ番組で紹介されていたのですが・・・
最近、話題のソウルナンバーをご存知でしょうか。
生年月日の数字をすべてばらばらにして、最後、1桁になるまで足して出てくる数字がソウルナンバーで、古くはネイティブアメリカンの時代から使われている占いの一種なのだそうです。
ナンバーが近い人同士は相性が良く、ソウルナンバーが遠いほど相性が悪くなる。
中でも同じ数字の場合はソウルメイトと言い、仕事も恋愛も最高のパートナーと言われています。
たとえば、私の場合、1967年4月1日生まれなので、
1 + 9 + 6 + 7 + 4 + 1 = 28
2 + 8 = 10
1 + 0 = 1
私のソウルナンバーは、 です。
ちなみに、ソウルナンバーによる特徴は…
才能も運もあるがハートが弱く小心者
頭がよく直感が働くが短気
面倒見がよくセンスがあるがストレスを溜めがち
働き者でリーダーシップがあるが人間味が無い
マイペースで安定志向だが恋愛下手
八方美人で愛情深いが裏切りを許さない
お調子者でパワフルだがデリケート
こだわりが強く金運もあるが考え方が極端
記憶力があり天才肌だが寂しがり屋で浮気しがち
今日、テレビで紹介されていたのは、このソウルナンバーの応用編。
このソウルナンバーは、人だけではなく、会社との相性もわかるのだそうです。
会社の誕生日といえば、会社の設立日です。
登記的に言えば、会社設立登記を法務局に申請した日になります。
設立日とソウルナンバーが同じ日であれば、会社との相性は最高で・・・
たとえば、当事務所の創業日は、2007年2月27日で・・・
2 + 7 + 2 + 2 + 7 = 20 → 2 + 0 = 2
私のソウルナンバーが で、事務所が 、同じ日ではありませんが、隣り合わせですから、いい感じです。
テレビでは、先日、お亡くなりになられた、スティーブジョブズとアップル社は、どちらもソウルナンバーが「1」だという例が紹介され、不思議ですが何となく納得できます。
これから、会社の設立をお考えの方、ご自身のソウルナンバーと会社設立日をあわせてみてはいかがでしょうか。
(注) 当事務所としては、これを強くすすめているわけではありません。
あくまでも参考程度ということでお考えください。
他には、こんなものもあります。
ご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。
03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通 090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。
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[ テーマ: 株式会社設立手続き ]
2011年10月23日02:15:00
会社を設立する場合、多くの方は「○月1日」などの「1日」か、大安吉日か、ゴロのいい日を選びます(今後は、昨日、ご紹介したソウルナンバーを活用する起業家さんも出てくるかもしれませんが)。
先ほども、「設立はゴロがいいので、11月11日」という会社設立のご依頼メールをいただきました。ぼちぼち、11月11日の設立のご予約が入っています。
11月11日は、’11年11月11日と‘1’が並びますからね・・・
また、そのメールには、「先勝なので、午前中の申請がマスト」という条件付で・・・(汗)
思わず、そっちがその気なら、こっちも、11年11月11日11時11分11秒に申請することで対抗…なんて考えたり(笑)。
当事務所では、お客さまが希望する日に合わせて会社の設立登記を申請させていただきます(設立登記を申請した日が設立日となりますので、法務局がお休みの土日祝日は設立することはできません)。
ちなみに、11年11月11日のソウルナンバーを調べると、
2 + .0 + 1 + 1 + 1 + 1 + 1 + 1 = 8
その日に設立した会社のソウルナンバーは、
なので、ソウルナンバー8の方は、会社とはソウルメイトとなり、最高の相性、その次は、8に隣接する、7か9の起業家さんとの相性がいいようです。
先勝などの「六曜」、「ソウルナンバー」はあくまでも参考程度にして、採用するかしないかは、ご自身で判断してください。
ご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。
03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通 090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。
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[ テーマ: 起業支援 ]
2011年10月27日15:56:00
月に一度、開催している起業家交流会ですが、先月は台風直撃のため、中止となり、久しぶりの開催になりました。
会場は、いつものように新宿の中華料理屋さん。
今回、ご参加いただいたのは、来月1日に開催されるイベント「東京経営塾」で「健康」をテーマにセミナーをされる渡辺さまをはじめ、起業家さん、司法書士、税理士、社労士、行政書士の士業の先生方、計9名でした。
交流会の写真は撮り忘れましたが、なぜかお店のトイレの壁に貼られていた不思議な注意書の写真が携帯に残っていました。
危険小心!!!
今回の交流会で印象に残ったのは、某社長が、KARA好きだったこと。
個人的には、少女時代のほうがいいと思うのですが、人によって好みは違いますから。
それと・・・M社長、サーキット、行きましょう!
重量の問題で直線で離されるのは必至ですし、しかも路面がウェットにはならない室内コースということですから、まったく歯が立たないことは理解しているので・・・ハンデとして、左前輪周辺だけに、バラストを積んでいただけるといい勝負になると思うのですが・・・
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[ テーマ: 本の紹介 ]
2011年10月29日13:31:00
弊司法書士事務所でもっとも多く取り扱っている業務が、「会社設立登記手続の代行」です。
お客さまと接していると、事業内容(会社の目的)や本店の住所はわりと早く決まるのに、会社名(商号)はなかなか決められない、ということがわかります。
そんなときのために、このブログでも、これまでいくつかヒンになる情報をご提供(後述します)させていただきましたが・・・
今回、ご紹介するのは、この本、
直接、会社名(商号)に関するものではなく、映画、文学、音楽のタイトルを、著者であるコラムニストのブルボン小林さんが分析したエッセイ集です。
この本のタイトル、「ぐっとくる題名」、というよりも「ぐっとくる」という表現を使うことに決まるまで、著者、出版社側で相当考えられたのだと思います。
この本には、いろいと興味深い分析が載っているのですが、会社名を決めかねている方に、とくに読んでおいていただきたいのは、「韻とリズム」。
これは押さえておいて損はないと思います(詳しくはお買い求めください)。
ところで、私が、今までにご依頼をいただいた中で、ぐっとくる会社名は、というと・・・守秘義務もありますので残念ながら公表できませんが、「株式会社○○」です。
その分野に興味のない人には「?」ですが、興味がある人には「!!」という社名(ご紹介できないのが残念)。
お客さまではありませんが、先日、テレビで紹介されていたこの会社はぐっと来たかも。
会社名をつける際、「株式会社XYZ」のようにアルファベット3文字にしたり、山田さん、田中さん、中村さんが共同で会社を設立したので、「株式会社YTK」のように経営者の頭文字を並べたりされるお客さまも少なくありません。
でも、せっかく名づけるなら、「ぐっとくる会社名」にしてみてはいかがでしょうか。
ただし、ウケを狙うと、あとで大怪我するかもしれませんので、ご注意を。
かくいう私の事務所は、「西尾努司法書士事務所」で・・・
どうです? ぐっときましたか?
(関連)
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[ テーマ: 株式会社設立手続き ]
2011年10月31日23:26:00
「登記」を申請する場面においては、どーしても「印鑑」が欠かせません。
不動産登記の場合には、新たに印鑑を用意することは少ないですが、会社設立登記や商号変更登記、組織変更登記などの商業登記を申請する場合に、新たな(会社の)印鑑を作るケースが少なくありません。
「印鑑を作る(買う)」と聞くと、「印鑑で運がよくなる」的な胡散臭い広告が頭に思い浮かぶ方はいらっしゃいませんか? 私は、雑誌等で見かける、とても高額な「印鑑で運がよくなる」印鑑にとても興味を抱いていました。 そんなことがあり得るのか、と。
なので、印鑑業者さんに、直接、メールで直撃質問しました。
(質問) よく、印鑑で運がよくなるという広告を見かけるのですが、本当ですか?
(回答) これは、開運を表に出す業者が、はんこを買って欲しい為に、印鑑で運がよくなるという広告をしますが、印鑑だけで、運がよくなるという事はありません。 印鑑・はんこの使い方でよくも悪くもなります。
・・・使い方で運がよくなるケースがあるというのは、興味深い回答ですね。
という回答をいただきつつ、今日、読んだ本「成功する男はみな、非情である。」にも、印鑑について書かれていたので、ご紹介します。
そこでハンコをつくれば事業がうまくいく、という口コミで行ったのだ。
その話を聞き、「それは広告で言うと、ものすごい確率ですよね」と私は答えた。
その篆刻師は、「でも、これは占いではありません」と言った。
「ハンコを新しくしたからといって、運命が変わるわけではない。ハンコを新しくしようとする気持ちから運命が変わるのです。ただひとつ、生命保険のハンコだけは変えてはいけません。なぜなら命が変わるから」
彼のところには全国から経営者が訪ねてくる。
(引用ここまで)
印鑑に何か特別な力があるのではなく、印鑑を手にする人の気持ちの問題のようですね。
当事務所では、会社設立登記、商号登記、組織変更登記のご依頼をいただいたお客さまに、印鑑セット(代表印、銀行印、角印)を業務提携している印鑑業者さん(記事の中で回答をいただいた業者さんではありません)のご協力で、特別価格でご提供しております。
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