[ テーマ: 相続登記手続き ]
2014年9月1日20:02:00
不動産の相続登記のご依頼をいただきました。
ある程度書類を揃えていただいたのですが、登記されている所有者(被相続人)のご住所と最後のご住所が一致しておらず…(住所が異なると同一人物とみることができません)。
住民票の除票を取り付けていただいていたのですが、その中の「前住所」には別のご住所が記載されおり、相続人にお話を聞くと、登記されている住所から、2回ほど引越しをしているとのこと。
相続登記を申請するにあたり、登記されているご住所と最後のご住所が一致していない場合には、証明書で移転の事実が確認できなければなりません。
ということで、住所を調べるために、本籍地の役所で戸籍の付票をとることにしました。
雨の中、区役所に行ってきたのですが…
移転されたのが、30年以上も前のようで、その事実を確認することができませんでした。
なので、明日、登記されている住所について、不在籍不在住証明書をとることにしました。
不在籍不在住証明書と権利書(相続登記の場合には一般に必要ないのですが、今回のようなケースだと必要です)で対応することにします。
ご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。
03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通 090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。
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[ テーマ: 株式会社 定款変更 ]
2014年9月3日21:04:00
10数年前に株主総会の決議で解散した株式会社があり(休眠会社の状態にしていたそうです)…それを復活させる手続きのご依頼をいただきました。
いわゆる「会社継続」の登記のご依頼です。
この会社は、もともと取締役会が設置され、監査役も置いてある株式会社だったのですが、現在の役員欄には、清算人(解散当時には代表清算人の登記がなかった)と監査役が登記されています。
「会社継続」に際して、株主はまだまだご健在ですから、株主総会を開催して、会社継続、取締役の選任、監査役の選任を決議する必要があります(今回は、他の事項も変更がありました)。
監査役の任期の取扱い(定款で定めた監査役の任期を超えている場合には、会社継続の決議と同時に任期満了する)、取締役会設置に関する登録免許税の要否(解散前に取締役会設置会社であっても、継続時には継続の登録免許税3万円とは別に、取締役会設置に関する3万円を納めなければならない)等いろいろ問題がありましたが、無事に会社が数年ぶりに復活することができました。
解散した会社(清算していない会社)を継続させる手続きについてご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。
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[ テーマ: 商業登記 社名・商号 ]
2014年9月4日12:20:00
会社の商号(社名)については、どんな文字でも良いというわけではなく、一定の制限があります。
現在では、「漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字(大・小文字)、アラビア数字(0~9)、符号(「&」「’」「,」「-」「.」「・」など法務大臣が指定するもの)など」が使用できるとされています。
文字数にはとくに制限はないのですが、前、中、後に必ず、「株式会社」や「合同会社」などの文言を入れなければなりません。
なので、最も短い商号は、「株式会社」+1文字。
一文字の会社は少なくないのですが…昨日、たまたまこんな会社を見つけました。
商号が「株式会社1」(アラビア数字だけの会社名もOKです)。
その後に「ハナ」とあるので、韓国語で1をハナと発音するため正確なところ、「株式会社1」なのか、「株式会社ハナ」なのかわかりませんが、もし、登記されている商号が「株式会社1」だとすれば、数ある(1文字の)最も短い商号の中でも、日本一字画が少ない会社だということが言えます。
試しに、「登記情報提供サービス」で、この地域で「株式会社1」がないか調べてみましたが、見つかりませんでした。
本店所在地がこの地域ではないかもしれませんし、「株式会社ハナ」で登記しているのかもしれません。
ちなみに…調べてみると、株式会社108、有限会社109、株式会社111、株式会社1111…数字のみの会社、けっこうあるのに驚きました。
商号変更続きについてご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。
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[ テーマ: 合同会社設立手続き ]
2014年9月5日14:50:00
「目黒区で合同会社を設立したい」というご依頼をいただきました。
打ち合わせのため、ご依頼をいただいた方の目黒のオフィスを訪ねると…現在、個人事業で始められており、その事業を今月から法人として継続されたいとのことでした。
その場で、商号や本店所在地、役員構成等、定款を作成するのに必要な事項を決め、本日、会社を設立することに(設立登記を申請)なりました。
本来であれば、昨日のうちに書類を受け取る予定だったのですが、書類作成、資本金の払込が遅れたとの連絡があり、設立日当日の昼頃、書類を受け取りました。
書類を受け取り、東中野の事務所に戻って、先ほど、目黒区を管轄する法務局(渋谷法務局)に行かないでインターネットを利用したオンライン申請方式で申請手続きが完了。
何気に目黒区なのに渋谷の法務局に申請する際、とても不安になったりますw
23区それぞれに法務局がありそうですが、本局や北出張所、城北出張所等のように複数の区を管轄している法務局もあってその都度不安になります。
とにかく、無事に希望する日に設立することができ、ほっとしています。
目黒区で会社を設立されたい方、ご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。
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[ テーマ: 株式会社設立手続き ]
2014年9月9日15:47:00
今日は、「大安吉日」ということで、比較的会社を設立するのに向いている日と言われています。
ですが、今日に限っては、みなさん、会社の設立を避ける傾向があります。
なぜなら、今日は9月9日で、「9」が並ぶから。
日本では、昔から、「9」という数字は、「苦(く)」に通ずるため、縁起が悪いと嫌われる傾向にあるようです。
そのため、「苦」が2つも並ぶ9月9日は、大安といえども避けたいということでしょうか…あえて別の日を選択されるお客さまが多かったのが印象的でした。
とはいえ、全員がそうではなく、中には「大安」を優先に考えて、会社を設立をされる方もいらっしゃいます。
今日は、そんなお客さまのために、午前中に会社設立に必要な書類を受け取り、公証役場で定款の認証を受けて、オンラインで登記を申請、ちょっとバタバタした1日でした。
ご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。
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[ テーマ: 合同会社設立手続き ]
2014年9月10日10:01:00
昨日は、20時から会社設立手続きの打ち合わせのため中野へ。
現在、お勤めされているお客さまの仕事が終わってからの打ち合わせ開始です。
9月末で現在勤めている会社を退職され、10月からご自身で会社を設立して独立されるとのこと。
昨日が最初の打ち合わせのため、定款に規定する内容を決めるのですが、事前に当事務所で用意している会社設立相談シートにご記入いただいていたので、話が早い。
定款の内容は、ほぼ決まったのですが、あとは、会社名。
ローマ字表示にするのか、カタカナ表示にするのか、「・」は入れるか入れないか、「合同会社」の4文字を頭につけるか最後につけるか…等々。
外から見ると、そんなことで悩むのか…と思いますが、当事者にとってみれば、会社の名前、長い付き合いになりますからね…。
夜遅くても、会社設立のご相談、承ります。
ご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。
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[ テーマ: 合同会社 定款変更登記 ]
2014年9月26日09:49:00
昨日は、渋谷で1日を過ごしました。
渋谷区から別の区に本店移転をする株式会社の登記を申請するため、渋谷の法務局に出向き(法務局の管轄が変わる本店移転は、旧管轄法務局に新旧2通の申請書を提出します)…
その後に、渋谷で同業者が開催するセミナーに出席。
それから、19時に原宿で打ち合わせです。原宿に事務所を構えられ、仕事が終わる19時頃に打ち合わせをしたいというご希望があり、グッドタイミングでした。
19時から、現在の合同会社を株式会社に組織変更する登記手続きについての打ち合わせをしました。
多くの方は、依頼すればすぐに合同会社が株式会社に変更できると思われているようですが、実は、官報に組織変更公告を掲載して最低1か月は待たなければなりません。
しかも、官報に広告掲載を申し込んだからといって、翌日に掲載されるわけもなく…
掲載まで1週間ほどかかる場合もあり、着手してから最低でも1か月半はかかります。
昨日のお客さまも、10月に株式会社化したいとお考えのようでした。
今(9月26日)からですと、どんなに急いでも来月中に株式会社に変更することはムリです。
今回は、10月に株式会社化しなければならないという理由がなかったので、特別問題なかったのですが、
合同会社から株式会社に組織変更を検討されている方がいらっしゃいましたら、早めにご相談ください。
遅い時間でも、ご相談、承ります。
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