[ テーマ: 相続登記手続き ]
2019年10月15日20:56:00
弊事務所の電話番号は…
03‐5876‐8291 です。
今朝、この番号にかかってきた電話に出たところ、「電話で相談したいが可能でしょうか」と。
「一般的なことであれば、お答えしますが…」と返答したところ、
「飼っているハムスターの体調が悪そうだ…」と。
え?
さらに話しを続けようとしたので、申し訳ないが、いったん遮って、
「今、かけている番号は、司法書士事務所ですが、この電話、間違っていないですか?」と。
(まさか、ハムスターの相続問題や遺言の問題が発生するわけではあるまいし・・・)
「あ、すみません、電話番号を間違えました」
で電話を切られてしまったのですが、間違って電話をかけていると知っているなら、相談ごとを聞く前に、最初から教えろよ、と思われていないか、とちょっと不安になります。
こういう電話、年に何度かかかってきます。
かけてきた相手に、電話番号を尋ねると…決まってここと間違えてかけている。
03-5876-8219
うさぎと鳥・小動物の専門病院!!
うちの電話番号は、03‐5876‐8291ですから間違えられても仕方がありません。
やっかいなのは、どちらも「相談」を受けることがあるという共通点があること。
相談内容を聞き始めて、当然、途中で「ん?」とはなるのですが、法律系の相談では、前提の話が長くなりがちですから、こちらも最後まで聞きがちです。
郵便物を見ても、住所の誤りや氏名の誤りが多いし、
電話に出ると、動物病院と間違えられたりします。
オッチョコチョイが多いようで…気をつけましょう。
でも、考えてみると、逆に、動物病院にも電話でヒトの相続や、登記に関する「相談」が持ち込まれているのかもしれませんね。
いつか機会があれば、この動物病院の院長と対談してみたいかも。
電話によるご相談・お問い合わせ・お見積の依頼(無料)は、
03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通 090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。
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[ テーマ: 相続登記手続き ]
2019年9月18日16:48:00
10年以上前に不動産の相続登記手続きのご依頼をいただいたお客さまから、こんな問い合わせをいただきました。
「10年以上前に相続で不動産の名義を私に変えたのですが、実印が欠けてしまった。
新しく実印の変更を考えているのですが、登記した不動産に影響がないでしょうか?」
…ん?? どういうこと??
一瞬、何を相談されているのか、把握できませんでした。
よ~くお話を聞いてみると、「相続登記の際に使用した印鑑を後に変更しても、所有権に影響がないか」
ということのようです。
相続登記の手続きを考えてみると―
不動産の所有者に相続が発生する(=所有者が亡くなる)と、その所有権は相続人に承継されるのですが、相続人が複数いて、そのうちの一部の名義にする場合には、遺産分割協議を行って決めることになり…
協議が成立すれば、それを遺産分割協議書にして、相続人全員の署名(又は記名)の上、実印を押捺し、法務局に提出して、不動産の名義を変更(=相続登記)する流れになっています。
遺産分割協議書に押捺した実印が欠けたので変更した場合、当時作成した遺産分割協議書に押した印鑑も変えなければならないのでは?と心配になるのもわかります。
関係のある事項を1つ1つ考えてみると―
遺産分割協議は成立しており、協議書も作成済み。
(1)当時の遺産分割協議書に対して
当時、実印を押して、その印鑑が実印だという証明のため、印鑑証明書をつけていましたが、その時点で協議は成立してしているため、後から実印を変更したとしても協議書に新しい実印を押しなおして修正する必要はありません。
(2)現在の所有権に対して
また、登記名義人となった後に、申請時の印鑑を変えたとしても、もともと所有者名義の登記と印鑑は結びついていませんから、その後に実印を変更したとしても法務局に変更した旨を届け出る必要もありません(何もする必要はありません)。
(3)将来発生するご自身の相続登記に対して
その後に印鑑を変更された現所有者がお亡くなりになった場合に行う相続登記手続きでは、そもそもお亡くなりになった所有者の実印を使用する場面はありません。
(4)不動産を売却する場合
将来的に不動産を売却される場合、所有者の実印、印鑑証明書は必要になりますが、それは、その売買による所有権移転登記を申請する時点の実印であり、過去の印鑑の登録状況を遡って確認することはありません。
変えたら変えた時の実印を使うまでです。
時々、とんでもない方向からご質問を受けることがありますが、その都度、考えさせられますし、とても勉強になります。
ありがとうございました。
また、10年ぶりに思い出してお問い合わせいただき、ありがとうございました。
ちなみに…
もし、(不動産とは無関係な話です)会社を設立した後に、法人の実印(=代表印、法人印、法務局届出印)が欠けて変更したいという場合はどうすればいいか、ということですが、
法人の実印を変更する場合には、管轄法務局に印鑑の変更(改印)手続きを行います。
届出先は法務局、市区町村役場ではありません。
その際には、代表取締役の個人の印鑑証明書の添付が必要になりますのでご注意を。
もちろん、その印鑑証明書の印鑑は、代表取締役になった際に法務局に提出した印鑑証明書の実印である必要はなく…これでは、かえって混乱しますね(笑)
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[ テーマ: 相続登記手続き ]
2019年9月9日11:11:00
今朝、携帯に電話がかかってきました。
「株式会社●の△ですが…」
事務所にいたので、固定電話からの転送ではなく、携帯から携帯に直に電話をいただいた様子。
「従業員の相続のことで…」
(あ、またきたな)
当事務所のホームページに「相続登記」の代行をしているということを知り電話をかけたらしいですが…
もう、何年も前から繰り返し、「会社の福利厚生サービスとして、従業員に発生した『相続登記』の紹介をする」という業者から営業の電話を受けています。
何を言うのかわかっているし、台風明けの月曜の朝からそういう電話にかかわりたくないので、こちらから、「手っ取り早く言うと、御社の福利厚生ではなく、相続登記の案件を紹介するから金をくれ、代行する司法書士が少なくて困っている」という話ではないでしょうか、と。
(営業の電話は迷惑なんです)
「営業の電話ですよね、何度も御社、又は似たような業者から電話があるので迷惑をしています。
今後、いっさい携帯にも固定電話にも連絡しないでください、△さん」
と伝えました。
了承してもらえたので、今後はこのような営業の電話はかかってこないと思います。
営業の電話はホントに迷惑。
あとで、その会社のことを調べていると―
「福利厚生代行サービス事業」をしている会社で…さらに事業内容を確認すると、
Webサイトの企画、制作
Webマーケティング
インターネット広告事業
各種販促物・印刷物のデザイン、制作
映像・CGの企画、制作
各種システム開発
総合広告代理事業
新規事業の企画、開発
昔、頻繁に電話営業を受けた「ホームページ制作」や「SEO対策」を活用した集客業者と同じ臭いがします。
電話があると、仕事を中断することになるので、もうやめてください。
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