[ テーマ: 相続登記手続き ]
2018年12月15日20:22:00
土曜日ですが、ご依頼をいただいていた相続手続きについて、相続人が被相続人のお宅に集まるというので、ご紹介いただいた税理士さんと一緒に相続人のお宅を訪問するため、北区某所へ行ってきました。
税理士さんは相続税の申告と遺産分割協議書作成の打ち合わせを、私、司法書士は相続財産の中の不動産の名義変更(相続登記)のための打ち合わせが訪問の目的。
相続財産の分割方法等については、相続人の間ですでに話が決まっており、あとは遺産分割協議書を作成して、相続人に署名、捺印をいただくだけの状態まですすめることができました。
打ち合わせを終えて…税理士さんはそこまで自転車で来られたようですが、最寄の駅まで一緒に歩き、駅前で別れ…
私のほうは、そのまますぐに電車には乗らずに、せっかく北区に来たので…
いつものように駅周辺で居酒屋を探しながら飲み屋街を歩いて行くと、古い鉄板焼・お好み屋さんを発見。
瓶ビールと豚玉(お好み焼き)を注文したところ、豚玉ではなく、豚てんと修正されてしまいました。
(後で調べると、豚玉の玉は玉子の玉、豚てん(天)の天は天かすの天なのだとか。
関東では豚天と呼ぶところが多いらしいが、関西の方に言わせると、天かすが入っているのは当然なので、わざわざ天をつけるという点に違和感を感じるのだそう。)
お好み焼きは自分で焼くのではなく、おばちゃんに焼いてもらうスタイル。
家で作ったようなお好み焼きで、ソースたっぷり、マヨネーズ・マスタード・紅しょうが・鰹節等はないものの…それはそれで美味しいし、ビールがすすみます。
ところで、今日の「相続登記」の案件を振り返ると…
遺産分割協議書ができて、相続人のみなさんに署名、押印をいただき次第、登記を申請するのですが、不動産が複数あり、それぞれ管轄法務局も異なり、でも、ご用意いただいた戸籍謄本等は1セットのため、
あっちの登記が終わったら、次はこっちへ、と書類を使いまわして順番に登記を申請しなければならず、すべての登記が完了するのがいつになるのかちょっとだけ心配です。
相続登記書類の中で固定資産評価証明書だけは期限があり、3月中に全て申請できなければ、間に合わなかったものは4月以降に再度取り直さなければなりません。
あと3か月はあるので大丈夫だとは思いますが…
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[ テーマ: 相続登記手続き ]
2017年7月27日12:41:10
先日、地方にあるリゾート物件の相続登記のご依頼をいただきました。
相続人さんは、そのリゾート物件を行ったことも、見たこともないそうです。
ご依頼をいただいてから数週間、ようやく書類を揃えることができ、さあ、これから登記を申請するといった段階までたどりつき、相続人さんに登記費用のお見積もり書を出すため、相続登記にかかる費用を計算していたのですが…
物件の土地・建物の評価額が低く、さらに被相続人さんは共有で所有されていたこともあって、「課税価格」が20万円にも届かない。
相続登記を申請する際に納める登録免許税(いわゆる印紙代)は、課税価格の1000分の4ですから、仮に課税価格が20万円だったとしても、その1000分の4ですから、わずか800円。
登記にかかる費用は安いほうが良いのですが、悩ましい点が…
それは登記申請を除くその他にかかる費用のほうが高いこと。
相続登記を申請する場合には、被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本を揃えるほか、相続人の戸籍謄本、印鑑証明書(遺産分割協議ありの場合)、住民票、固定資産評価証明書など、いろいろな証明書を準備しなければなりません。
戸籍謄本だけでも、古いものは1通750円もしますから、すべて揃えるとなると、証明書だけで登録免許税の数倍の金額になってしまいます。
さらに、これらに司法書士報酬が加算されますから…
そんなに高額な費用をかけて、名義を変えていいのか、と一瞬思ってしまいます(もちろん、相続登記をしておくメリットもありますし、そのまま放っておいたほうが良いというわけではありませんが)。
だからといって、司法書士報酬を値引きするというわけにもいかず…悩ましいところです(逆にいえば、何億もする高額なケースでも司法書士報酬を上乗せするということはありませんが)。
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[ テーマ: 相続登記手続き ]
2017年7月11日12:20:00
昨夜は、東京司法書士会大田支部主催の司法書士セミナーを受講するため、大森に行ってきました。
テーマは、「法定相続情報証明制度についての注意点」。
今年、5月29日に運用が開始されたばかりのこの制度について、法務局から登記官をお招きしての90分間。
新制度ということもあり、同業者の関心も高く、会場は満席でした。
司法書士としてこの制度をどう活用するか、ふだん相続登記手続きに関わっているが故の手続き上の落とし穴、まだ運用が確定していないケースなど、とても有益な情報を共有させていただきました。
昨日現在で、城南法務局ではすでに50~60件程度の取り扱いがあるそうで、当事務所としても、ご依頼があれば対応させていただく予定です。
有意義なセミナーを受けた後は、喉が渇いたので…
テキトーな居酒屋さんを探して…サッポロ黒ラベルに、
鯨のたたき、
そして、鰯の蒲焼丼で、食事を済ませて帰宅しました。
帰ってから、「法定相続情報証明制度」の復習をしないと。。。
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