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西尾 努2007年2月より(株式・合同)会社設立・役員変更・定款変更、相続登記等、登記業務を中心に行っています。

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【抵当権抹消】年金資金運用基金の抵当権抹消 

[ テーマ: 登記全般 ]

2019年4月10日17:21:48

久しぶりに抵当権抹消登記のご依頼をいただきました。

抵当権者は、当初、年金福祉事業団だったのが、年金資金運用基金に移転されており、登記手続き的にはそういうところの抹消手続きなので、書類もきちんとしていると思い、金曜の夜に会社を終えた依頼人とお会いしました。

金融機関から送られてきた書類を拝見させていただいたところ…

今回は、抹消手続きの前提として、年金資金運用基金から福祉医療機構へ抵当権を移転させる必要がありました。

抹消の書類は、(依頼人から司法書士宛の委任状を除いて)揃っているのですが、抵当権の移転に関する委任状が足りない…

包括委任状はあるにはあるのですが、内容が司法書士に対する委任状ではないのでそれでは動けません。

依頼人からは、ほかに書類はなかったというし…

とりあえず、この日用意した抹消の委任状に署名、捺印をいただき、いったん帰ってきました。

その後、周りの同業者に聞いてみたのですが、そこの抹消手続きはやったことがないという話で、もやもやしながら週末を過ごし…

 

 

週明けに、書類を発送した金融機関に尋ねてみたのですが、担当の方も今ひとつ話がピンとこないらしく…わかったことは、必要な書類は一式、送付しているということでした。

いろいろ調べていくうちに、抵当権移転の委任状は、抹消の依頼を受けた司法書士が、司法書士会を経由して入手するということがわかり、慌てて司法書士会に問い合わせたところ、

 

抵当権抹消手続き

 

そこで入手できると聞き、さっそく四谷にある司法書士会館へ。

委任状をもらい、無事に登記の申請をすることができました。

一度、経験すれば次回からはスムーズにいくのですが、10数年この仕事をしていて、初めて受けた依頼ですし、次回、同じようなご依頼がいつくるのかもわかりませんんで、備忘録代わりにブログに残します。

 

 

 

 


【商業登記】議事録や委任状に押す印鑑は鮮明に押しましょうよ

[ テーマ: 登記全般 ]

2018年12月14日15:50:00

朝…東中野からでも富士山が見えることに軽く感動し…

 

東中野から見える富士山

 

富士山を見るために静岡や山梨へツーリングに出かけた際の、雲に隠れて見えない率の高さに日頃の行いを省みつつ…今日は、外での打ち合わせもなく、粛々と事務作業をしたり、昨日購入した専門書をじっくり読みながら暮らそうと思っていました。

 

関わっていた相続登記の書類も受領し、その登記を申請したり、午前中までに完了している登記の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)をとりに、近所の法務局へ行ったり…

 

新宿法務局

 

平穏に暮らしていたのですが、郵便物を受け取ってショックを受けました。

先日、登記関連の書類をお渡しし、押印後に郵送していただくことにしていた書類が送られてきたのですが―

押印された印鑑を確認すると、法人印(法務局届出印)が全て、滲んで、欠けて…見事に不鮮明(涙)。

自分よりも年上の大人に、「印鑑はちゃんと押してください」、などと言うのもはばかられるので、書類をお渡しする際、「法人の印鑑をこことここに押してください」と手を抜いたバチが当たったのかもしれません。

不鮮明のまま、イチかバチかで申請するという手もありますが、司法書士としてはそれはマズイ。

結局、返送して押しなおしていただくことにしました。

 

 

そういえば、たまたま移動中に読んでいた本、「ハンバーガーを待つ3分間の値段―ゲームクリエーターの発想術 (幻冬舎セレクト)」の中に、あっと驚く文字を発見しました。

「朱印の威力」という件で、ハンコを押す意味、領収書・履歴書のハンコの要否などについて触れられているところなのですが…

あっと驚いたのは、「朱印」という言葉です。

朱印というのは、文字通り、色の鑑のこと。

実は、以前、議事録に法人印を押してください、とお伝えしたところ、送られてきた書類に、黒いインクを使用した法人印が押されていて腰を抜かしそうになったことがありました。

 

 【黒い印?】定款変更登記などの議事録に押す印鑑

株主総会議事録に押された印鑑は黒色だった

 

あの時は、黒くても鮮明だったので、登記手続き上はそれほど影響はありませんでしたが。 

それ以降、「朱肉を使用した朱色の印鑑(赤だとスタンプ台を使用する人もいるし)」なんて表現するのも回りくどいし、どうしようか考えていたところでした。

これからは、この「朱印」という表現を使用させていただくことにします。

 

とにかく、今、最もお願いしたいことは、印鑑はちゃんと押しましょうよ、ということ。

これから年末にかけて、「年内に」とか「至急」とかいう依頼があるに決まっているから、そこのところ、ホントにお願いします。

 

 

(関連事項)

 登記の書類に押印する時は、スタンプ台ではなく朱肉を

 印鑑は向きよりも鮮明に、定位置に

 印鑑は定められた位置に押印しましょう

 登記の書類の押印時に起きるこんな失敗

 

 


依頼人のご家族の登記

[ テーマ: 登記全般 ]

2018年3月15日11:02:00

以前、会社設立のご依頼をいただき、お世話になったAさんから、会社の役員変更登記のご紹介をいただき、その打ち合わせのため、Bさんが待つAさんのお宅を訪問しました。

今回の依頼人となるBさんは、Aさんのご子息で、Aさんの会社とは別の会社を経営されており、この春に取締役を1名増員するので、その役員変更登記をしたいということでした。

 

 

登記に必要な書類の案内、手続きの流れ、費用などをご説明し終わったところで、Aさんから別件で相談があるいうことでお話を伺うと―

「Aさんの母Cさん所有の不動産があったのですが、Cさんがすでに十数年前にお亡くなりになられ、その名義をまだ変更していない。

今後のことも考えて、名義をCさんの孫のBさんに変えたい」ということでした。

遺言書はなかったということでしたし、被相続人Cさんの子(相続人)Aさんはご存命(目の前にいらっしゃる)のため、いきなりCさんからBさんへ名義を変えることはできません。

いったん「相続」で相続人であるAさんに名義を変え、その後にAさんからBさんへ贈与・売買等で名義を変えることになるとご説明しました。

2段階の登記を申請することになるため、費用もそれなりにかかりますし、それよりも相続人はAさん以外にも3人いらっしゃるということでしたので、相続人間の協議も必要になりますから、今後どのような流れになるかはわかりませんが、手続きの流れだけでもご説明させていただく機会があり、こちらとしてもちょっとうれしかったり。

 

 

入口は会社の登記でしたが、そこから不動産登記(その逆パターンもあります)につながることもあります。

登記手続きについては、いろいろお手伝いできることもあると思います。

ついで、でかまいませんのでご相談ください。