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西尾 努2007年2月より(株式・合同)会社設立・役員変更・定款変更、相続登記等、登記業務を中心に行っています。

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【商号】ぐっとくる会社名

[ テーマ: 本の紹介 ]

2011年10月29日13:31:00

弊司法書士事務所でもっとも多く取り扱っている業務が、「会社設立登記手続の代行」です。

 株式会社の設立手続き

 

お客さまと接していると、事業内容(会社の目的)や本店の住所はわりと早く決まるのに、会社名(商号)はなかなか決められない、ということがわかります。

そんなときのために、このブログでも、これまでいくつかヒンになる情報をご提供(後述します)させていただきましたが・・・

 

今回、ご紹介するのは、この本、

ぐっとくる題名 
ぐっとくる題名 (中公新書ラクレ)

 

直接、会社名(商号)に関するものではなく、映画、文学、音楽のタイトルを、著者であるコラムニストのブルボン小林さんが分析したエッセイ集です。

この本のタイトル、「ぐっとくる題名」、というよりも「ぐっとくる」という表現を使うことに決まるまで、著者、出版社側で相当考えられたのだと思います。

この本には、いろいと興味深い分析が載っているのですが、会社名を決めかねている方に、とくに読んでおいていただきたいのは、「韻とリズム」。

これは押さえておいて損はないと思います(詳しくはお買い求めください)。

ところで、私が、今までにご依頼をいただいた中で、ぐっとくる会社名は、というと・・・守秘義務もありますので残念ながら公表できませんが、「株式会社○○」です。

その分野に興味のない人には「?」ですが、興味がある人には「!!」という社名(ご紹介できないのが残念)。

お客さまではありませんが、先日、テレビで紹介されていたこの会社はぐっと来たかも。

 

会社名をつける際、「株式会社XYZ」のようにアルファベット3文字にしたり、山田さん、田中さん、中村さんが共同で会社を設立したので、「株式会社YTK」のように経営者の頭文字を並べたりされるお客さまも少なくありません。

でも、せっかく名づけるなら、「ぐっとくる会社名」にしてみてはいかがでしょうか。

ただし、ウケを狙うと、あとで大怪我するかもしれませんので、ご注意を。

 

かくいう私の事務所は、「西尾努司法書士事務所」で・・・

どうです? ぐっときましたか?

 

 

(関連) 

 会社名(商号)を決める場合には発音にも注意しましょう

 社名(商号)と姓名判断

 社名(商号)と姓名判断(困ったケース)

 

 

  


【読書】レバレッジ時間術で時間の使い方を学ぶ

[ テーマ: 本の紹介 ]

2009年9月13日11:57:00

 

サラリーマンを辞めて、2年半ほど前に司法書士という自営業を始めました。

それまでのサラリーマン生活は、朝9時から仕事が始まり、どんなに遅くとも21時には帰宅できる生活。

その頃、保険代理店、弁護士、医師などの自営業の方々と仕事上のおつきあいがあったのですが、自営業は時間にとらわれず、ある程度好きなことができるように見えて、うらやましく思っていた時期でした。

それから数年して、自分で司法書士事務所を経営してみると、(これはありがたいことですが、)開業以来、休みどころか、寝る時間を削って仕事をする毎日を過ごしています。

開業してあと半年ほどで3年となり、開業当時3年経てば落ち着くと思っていたのですが、2年半経過した今、なかなか休みもとれない状況なので、最近、時間や各種ツールを有効に活用する本、たとえば、和田秀樹氏、佐藤可士和氏、中谷彰宏氏らの本を読みはじめました。

昨日、読み終えたのが、本田直之氏の「レバレッジ時間術」。

カレンダーや時間割の活用、タスクリストの活用、本は全部読まない、・・・かなり参考になり、使えるノウハウが盛りだくさん。

これを読んだ上で、自分の仕事を見直してみると、改善点が山のようにあることに気づきました。

「時間」を意識してもっとうまく動けば、かなりの時間を節約できそうです。

 


【読書】佐藤可士和の超整理術

[ テーマ: 本の紹介 ]

2009年9月2日01:01:00

 

司法書士という仕事柄、紙を使うことが多く、事務所の中は「紙」の山です。

ただでさえ紙が多いのに、整理がヘタときている。

だから、どんどんいろいろなものが捨てられずに溜まっていきます。

この辺で何とかしようと、「佐藤可士和の超整理術」に救いを求めました。

ちなみに、著者の佐藤氏は、私の母校の明治学院大学のブランディングプロジェクトを担当された方でもあります。

この本で繰り返し出てくる「捨てることは、“とりあえず”との闘いである」は、ホントにそのとおりで、どうしても、何かあったら困るのでとりあえずとっておこうと考えてしまいます。

何でそうなったのか過去を振り返ってみると・・・思い当たる理由が1つありました。

どうやら、会社員時代に教え込まれたことが身についたままになっているようです。

生命保険会社で保険金・給付金の支払査定をしていた頃、お客さまに関する書類は、診断書は当然のこと、送られてきた封筒さえも、すべて保管するよう教え込まれていたのです。

今思えば、それが会社を辞めた後でも抜けずにいるのではないかと思うのです。

このままでは、近い将来、狭い事務所がそのうち紙の山で埋もれてしまいそうです。

なので、この本を読んで今一度、「整理」についてリセットして、考え直したいと思います。