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契印

契印(けいいん)とは、1つの文書が2枚以上にわたる場合や別紙がある場合、
(1)それが一体の文書であること
(2)その順序でつづられていること
を表すために各ページに、1つの印鑑を半分ずつにまたがって押印すること。

契印をすることにより、落丁や差し替えられたり、抜き取られたりされるのを防ぐことができます。

押印の場所は上でも下でも真ん中でもいいのですが、必ず1枚ごとに押印が必要です。

また、契約書等の場合で当事者が3人いる場合には、全員が契印を押す必要があります。

なお、契印と似たものに割印がありますが、割印は、2種類以上の独立した文書について、それらの文書の同一性、関連性を示すために、それらの文書にまたがって押印するものです。

 

契印の方法

1つの文書(たとえば、株主総会議事録)が2枚以上にわたる場合…

株主総会議事録_契印1

重ねて、

株主総会議事録_契印2

左側2か所程度をホチキスで綴じる。

株主総会議事録_契印3

株主総会議事録_契印4

開いて、代表取締役の氏名横に法人印(法務局届出印)を、ひら取締役の氏名横に認印(又は実印)などを押し、

株主総会議事録_契印5

さらに、それと同じ印鑑で見開きに、左右のページにかかるように押します。

これを「契印」と呼びます。

株主総会議事録_契印6

最終的に、このような状態になります。

株主総会議事録_契印7

このように契印をすることで、次のことがわかります。

(1)それが一体の文書であること
(2)その順序でつづられていること

 

 

 

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