[ テーマ: 司法書士の独り言 ]
2018年6月24日19:32:00
先日、たまたま江戸川区平井にある中華居酒屋さんに入りました。
軽くお酒を飲んで食べて…シメにこのお店の名物の「しじみラーメン」を注文しようとしたところ…
ん? 店内の壁に貼られたこんなメニューが目に飛び込んできました。
「ホンビノスラーメンをお客様が作って食べてください」
客がここで(?)自分で作って食べるらしい…しかも、作る際に店主が親切にアドバイスしてくれるのだそう。
まず、「ホンビノスラーメン」も謎ですが、店内で店主のアドバイスを受けながら客が作るというのはもっと謎。
『そういうサービスもやっているのか』、と店主に聞くと、笑いながら『そーだ』という。
ラーメンの味よりもそのサービスに興味津々でしたが、さっきから店主は常連さんと、この日来ていない他の常連さんの入院や最近亡くなったという常連さんの話に夢中になっている様子なので、この日はあきらめることに。
ということで、 名物の「しじみラーメン」をいただきました。
ところで、このホンビノスラーメンのサービス、司法書士業界に応用することができないかと考えてみた。
司法書士による本人訴訟手続きのサポートというのはもともとありますが…
たとえば、会社を設立するに当たり、お客様が定款を作ったり、設立登記を申請し…そのアドバイスを店主(?)の司法書士がする… とか。
「親切なアドバイスをする」という手間を考えると、司法書士報酬は、通常の『手続き代行の報酬』より上げたくなります。
ですが、それだと、依頼人側に依頼するメリットがないような気もします。
でも、考えたら、中華屋さんでこういったサービスが成り立つのだから、登記の手続きも自分でやりたいというニーズはないこともないような。
2社、3社と設立を予定している方にはいいのかもしれませんし。
ま、実際にはやりませんけど。
それにしても、どこに行っても、結局、「自分の業界に置きかえると?」という視点でものごとを見てしまう悪い癖は治りません。
* ちなみに、「ホンビノスラーメン」というのは―
「ホンビノス」というアサリよりも大きな貝があるそうで、船橋市の名産らしい。
そのホンビノス貝の出汁を使ったラーメンのことだと思われます。
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