[ テーマ: 株式会社設立手続き ]
2025年11月10日12:24:00
いろいろ乱読していると、数字、日付に関して面白い話がありました。
国や文化によって、不吉とされる数字は違うのだそうです。
たとえば日本では「4(死)」を嫌う傾向があり、アメリカ・ロシアほか西欧諸国全体では「13」を嫌う傾向があるといいます。
アメリカでは、13日の金曜日に会社を設立しないように細心の注意を払っているのだそう。
こうした「数字や日付に意味を込める」文化は日本だけでなく、世界共通のようで興味深いです。
これに対して、ラッキーナンバーには、“これだ”という共通点はなく、多くは個人が自分で意味づけして決めています。
また、数学的に“完全数”(例:6、28)を好む人もいて、 「理屈と感覚のバランスが取れた数字」を選ぶというのも人間らしい発想ですね。
*完全数とは、その数字以外の約数(1を含む)の和が元の数になるような自然数のこと
1から100万までの間に、20個程度しかないという。
また聞きかじった情報ですが、海外では「2月22日」や「8月8日」など、同じ数字が並ぶ日は設立日・結婚記念日として人気があるそうです。
日本でも、ゾロ目の日を会社設立の日に選ばれることは多い印象があります。
(参考:マックス・ギュンター『ツキの科学』PHP)
記念日というのは、案外「こじつけ」の産物です。
11月11日は「ポッキー&プリッツの日」だけでなく、 漢字の並びで「乾電池の日」に見立てられたり、下駄の足跡に似ているから「下駄の日」になったりします。
千原ジュニアはこの“遊び心”を通して、「どの日でも意味づけできる」ことをユーモラスに示しています。
また、11月1日が犬の日という流れで、千原ジュニアはそこから、 「じゃあ1月1日でも、1月11日でも、11月11日でもいいんじゃないか?」と広げていき、 最終的に「1月は正月にもっていかれるし、ワンが多すぎる11月11日より、11月1日でいいや」と、 軽やかに“意味づけの自由”を楽しんでいる様子。
この感覚は、ギュンターの「ツキは自分で動かすもの」という考え方と通じるところがあります。
日付の持つ力は“誰かが決めた縁起”ではなく、自分が込めた意味で決まるのかもしれません。
(参考:千原ジュニア『このたび、便所は宇宙である』扶桑社)
これらを組み合わせて「大安+一粒万倍日」「天赦日+語呂合わせ」など、 自分だけの“ラッキーデー”を作ることができます。
(参考)
執筆:司法書士 西尾努
(※本記事は一般向けの解説です)
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