[ テーマ: 合同会社 定款変更登記 ]
2018年12月12日18:36:00
数か月前に、合同会社を組織変更して株式会社にするという手続きのご依頼を受け、官報に組織変更公告を掲載して1か月を経過し、
そろそろ株式会社の登記(株式会社の設立、合同会社の解散)を申請する時期になったので、依頼人とお会いして最終的な打ち合わせをするため、辻堂に行ってきました。
辻堂には、法務局(横浜地方法務局湘南支局)もあり、年に何度か来ており、わりとなじみがある場所です。
官報に組織変更公告を掲載して1か月経過し、それに対して異議等の申し出もなく、このまま当初の予定どおりすすめることになったのですが…
ここで1つ問題が発生(といっても、事前にご連絡をいただいていました)。
弊所に組織変更登記手続きをご依頼いただく場合には、多くの場合、お申し込み時に株式会社の印鑑3本セットの手配も合わせてご注文いただき、公告掲載期間内に印鑑業者に発注して1か月経過後にすぐに登記申請できるように準備をすすめているのですが…、
今回、依頼人より、印鑑は自身で用意するというお話をいただいていたため、お任せしていたところ、印鑑がまだご用意できないということで、とりあえず、今日は個人の印を押していただくところまでで中断し、法人印が必要なものについては、押印後に郵送していただくということで打ち合わせは終了。
依頼人とは駅前で別れて…遅いランチを食べようとお店を探しました。
せっかく、辻堂へ来たので辻堂らしいものを、と思い…生しらす丼(この時期?)、家系ラーメン(辻堂?)…いろいろ探したのですが、なかなかテキトーなお店がなく…と思っていたら、
ある食堂の店頭で見たあるものが気になり、辻堂とは直接関係ないかもしれませんが、それを食べることにしました。
その「あるもの」というのは―
サンマーメン(780円)、神奈川県(南部)のご当地ラーメンです。
「サンマー」は漢字で「生馬」と書き、生(新鮮でシャキシャキしたもの)を馬(上にのせる)という意味の広東料理で、秋刀魚がのっているわけではありません。
(参考)かながわサンマー麺の会
とろみの付いたあんがかかっているせいか、なかなか冷めず、ネコ舌の私は食べるのに苦労したのですが、美味しくいただきました。
ところで、この町の地名、「辻堂」の「辻」という文字、
駅からちょっと歩くだけで、少なくとも2つの文字が混在していることに気がつきました。
しんにょうの点の数に注目して欲しいのですが、
某銀行の支店名も、違いがあったり、
手書きにすると、こうなるのかもしれません。
ほかにも、こういうのもあれば、
こういうのもありました。
「辻」のしんにょうにつけられた点が1つか、2つかという問題は大したことがないと思われるかもしれませんが、登記上は、本店住所や代表者の住所、不動産登記などで、一瞬、迷います。
もともと登記されているものを変更するのであれば、何ということもないのですが、新規で会社を設立するという場合にはけっこう面倒だったりします。
ちなみに、今回は、組織変更でもともと登記されているため、それをそのまま利用すればいいので迷う必要はありません。
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