[ テーマ: 起業支援 ]
2018年12月20日14:14:00
仕事帰りにいろいろな飲食店に通っているうちに、客側ではなく、向こう側の世界も知りたくなり、最近、いろいろな飲食店を始める人向けに書かれた本を読んでいます。
読んでみて、まず驚いたのは、開業するまでにかかった費用があまりに高額なこと。
店舗物件取得費(保証金、仲介手数料等を含む)、内装、什器、仕入れ…でカフェでも1000万円をかけているお店が少なくありません。
本に紹介されているお店だけ見ているので、そうではないというお店もたくさんありますし、中には自分で内装も手がける方もいると思いますが、それでもけっこうかかりそうだな…と。
そして、その多くを融資を受けているというから、1日の売り上げがいくらで、そのうち原価がいくらで…って考えると、返済が終わるのがいつになるのか他人事ながら心配になります。
具体的な話は、昨日ご紹介した本「バーのマスターはなぜネクタイをしているのか? 僕が渋谷でワインバーを続けられた理由」にも書かれていました。
「司法書士の報酬」と比較すると、いったいどうやって経営しているのだろうか、と不思議に思います。
その他、おもしろかったのは、どこに開業するのか(立地)から始まり、お店のコンセプトを決めたり、メニューを決めたり…
立ち呑み屋であればスピード、開店率重視で…とか、バーであればお酒に合わせた料理を…とか、
看板をどうする、広告はどうする、メニューの配置とか…
どんどん興味がわいてきて、開業本から、気がつくと、「行列ができるお店」「儲かるお店」の秘訣が書かれた本まで読み始めました。
読みすすめるうちに、あ…結局、どの業界も似たようなものだな、ということに気がつき、司法書士事務所の経営に応用できるし、日々の居酒屋巡りではお酒・料理だけではなく、「お店を見る」楽しみもできたし、なかなか勉強になりました。
ということで(?)、今夜、株式会社を設立して始めた飲食店をお借りして、今年最後の交流会(兼忘年会)を開催します。
司法書士の場合、会社を設立した時点で依頼された仕事が終了してしまい、その後に実際にお店を開業するところまで関わることはほとんどありません。
今回、交流会でお借りするお店は、設立登記で関わらせていただき、その後もずっとお付き合いさせていただいているお店です。
なので、今夜は、粗相のないように…
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