[ テーマ: 司法書士の独り言 ]
2022年7月6日11:37:00
毎日のように多様な依頼者とお会いし名刺交換をさせていただく中で、自己紹介やPRのバリエーションが時代とともに大きく変化していることに気づかされます。
特に、これから起業や会社設立に挑戦される若い経営者の方々に、その傾向が顕著に見られます。
名刺デザインとPR手法の変遷
かつては、木製や透明素材を用いたり、変形サイズで印象付けたりする時代がありました。
その後、顔写真やイラストを載せた名刺、事業内容を細かく記載したパンフレット一体型の名刺が流行しました。
最近では、名刺にQRコードを掲載してYouTubeやTikTokなどの紹介動画へ誘導したり、自身の歩みを伝えるマンガ冊子を添付したりするなど、デジタルとアナログを組み合わせた高度なPR手法が増えています。
名刺をWebや動画へ誘導するハブとして活用する
こうした工夫の背景には、限られた時間で自社の強みを正確に伝え、競合との差別化を図るという明確な戦略があります。
名刺を単なる連絡先交換の紙片ではなく、ホームページやSNSへ繋げるハブとして機能させている点は、非常に合理的であり、とても参考になります。
起業直後においては、Webサイトや動画等のデジタルツールと、直接対面で渡す紙の名刺を連動させることが、効果的なブランディングや営業手法となります。
司法書士がシンプルな名刺を使い続ける理由
一方で、私自身の名刺はといえば、写真もイラストもない黒一色のシンプルなデザインを開業時からずっと使い続けています。
士業の世界において、伝統的にシンプルな名刺が好まれるのには理由があります。
会社設立や商業登記、法的手続きといった権利関係を扱う専門家として、奇抜さよりも誠実さや重厚感、そして確かな信頼感を最優先に表現する必要があるためです。
しかし、今の時代は、表面で信頼感を表現しつつ、裏面に専門分野やWebサイトへの誘導情報を記載するなど、実用性と品格を両立させる工夫も一般的になってきました。
変わらない信頼の本質
どれほどPR手法やデジタルツールが進化しても、最終的に求められるのは「大切な手続きを正確かつ誠実に遂行してくれるか」という信頼そのものです。
うまく情報を伝えつつ、品を落とさないような名刺、、、いろいろ考えないと。
同業者の中にもYouTubeやTikTokを活用されている先生が現れていますし、ブログやSNSだけではなく…私もぼちぼち何かやろうかと考えたり。。。しますが、きっとやらないような気もしています。
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