[ テーマ: 不動産の所有権移転 ]
2018年11月13日17:41:00
不動産の所有者がお亡くなりになり、その名義を変更する「相続登記手続き」のご依頼をいただきました。
ありがとうございます。
相続登記を申請するには、所有者だった被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本、住所証明書(住民票の除票など)、相続人の戸籍謄本、住所証明書(住民票など)、また、固定資産評価証明書ほか、いろいろな証明書をいろいろな役所から取り寄せて揃えなければなりません。
最近では夜間や休日でも証明書を取得できるようになってきているとはいえ、相続人にはかなりの負担になります。
なので、登記手続きの前提として、相続人の代わりに司法書士にそういった証明書の取得を代行して欲しいと頼まれたりすることがあります(別途、司法書士報酬が発生します)。
今回は、平日に役所を回るのが難しいという相続人から、相続登記のほかに、証明書の取得の依頼もいただきました。
戸籍謄本・戸籍の附票は本籍地の市区町村役場、住民票は住所地の市区町村役場、固定資産評価証明書は不動産のある市区町村役場(東京23区内は23区内の都税事務所)の窓口で取得します。
もちろん、それらは郵送でも手に入れることができますが、手数料を郵便局の定額小為替を用意しなければならず、けっこう手間がかかります。
ということでご依頼をいただいた証明書取得の代行…通常は郵便を利用するのですが、一部、都内もあったため、直接、役所へ取りに行ってきました。
まずは、固定資産評価証明書を手に入れるため、新宿の都税事務所へ。
今回の不動産は(新宿区ではなく)K区にあるのですが、23区内であればどこの都税事務所でも入手できます。
余談ですが…数日前にSNSで、この辺りは以前、新宿LOFTというライブハウスがあったそうです。
次に、被相続人の住所証明書を取りに行こうと思い…被相続人の本籍地と住所は異なっており、住所は当事務所がある中野区からけっこう離れた「区」にあり、本籍地は「千代田区」だったので、住所証明書としては戸籍の附票のほうが取りやすく、
千代田区役所へ行ってきました。
無事に「戸籍の附票」を入手したあとは、10階の食堂でランチ。
400円のカレーライスをいただきました。
ここのシステムはちょっと変わっていて、注文する方法がわからなかったり、料金は食べ終えてから支払うなど、いろいろ戸惑いましたが安くて美味しかった。
食べ終えて…実は、千代田区役所に来たのは別の目的もありました。
隣が東京法務局なので、(別件ですが)完了した登記の登記簿謄本を取得したかったのです。
何か、一石二鳥な感じ。
ついでに…
観光協会で都内のいろいろな観光情報を入手して帰りました。
今、カレーのイベント(神田カレーグランプリ)をやっているそうなので、パンフレットをいただきました。
たぶん、千代田区役所の食堂のカレーはエントリーされていないと思いますが。。。
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