[ テーマ: 商業登記 社名・商号 ]
2023年12月10日15:53:00
2023年12月9日付のネットニュースに面白い記事があったのでシェアします。
「ネーミング専門家が合格点 中大・飯田朝子教授 旧ジャニ新社名 二重の意味も評価」
「ジャニーズ」を巡る一連の騒動で…
「新社名」について、ネーミング専門家の意見が紹介されていました。
ネーミング専門家、初めてその存在を知りましたが、ネーミング専門家は、東京スカイツリー名称検討委員会委員」などを務めた、飯田朝子中央大学国際経営学部教授のことらしい。
社名から「J」の文字が消えて、「T」が5つも入っているとか、母音の響きとか、社名に込められたメッセージについて触れられていて、、、
その記事の中で、日々、会社設立や商号変更登記に関わる者として最も興味深かったのは、「ネーミング専門家による通信簿」の項目。
2は昔から言われていることですが、3の「省略形がつくりやす」い、は今風ですね。
あと、1に関連するのかもしれませんが、「ネットで検索すると上位に表示されやすい社名」というのも挙げてもいいのかな、と個人的に思います。
ちなみに、会社名は商号といい、定款で定められている事項です。
(商号) 第1条 当会社は、〇〇株式会社と称する。
2 前項の商号は英文では、●● と表示する。
これを変更するには、臨時(又は定時)株主総会の定款変更決議によって決定する必要があります。
つまり、株主が決定する事項です。
(司法書士 西尾努)
(関連)
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