[ テーマ: 司法書士のプライベート ]
2018年12月22日14:21:00
先日、「飲食店開業の本を読んでいる」ということをSNSに書いたところ―
・「司法書士カフェか立ち飲み屋を開始されるなら飲みに行きますよ〜。たぶんたまにですが汗」
・「坊主バーとか弁護士バーとかありましたから、ぜひ、司法書士バーを。」
なんていうコメントをいただきました(ありがとうございます)。
坊主バーは行ったことがありますし、弁護士バーの存在は聞いたことがあります。
開業当初、そういうのもおもしろいとスナックの居抜き物件を事務所にしようと思ったこともないことはないのですが…
その日の夜―
下北沢で忘年会を兼ねた交流会を終えて、参加者の1人と一緒にスナックへ行きました。
お酒も入っていたこともあって、できるだけ入りにくそうなお店に入ってみようと、怪しげなドアのスナックを発見し…
ドアを開けて、案内されたカウンターに座ると、隣にいたのは弁護士さん。
一見のわれわれに名刺を渡し、ここは怪しくないから、と。
この先生はおそらく常連さんで、店員さんたちもその客が弁護士だと知っているため、「先生、先生」と途中から従業員の法律相談が始まりました。
聞くともなく聞いていたのですが、飲んでするような軽い話でもなさそう。
弁護士さんも真剣に対応していましたし…
その時、あ…(いろいろ違う点はあるものの、)これは弁護士スナックだな、と。
弁護士がスナックを経営するともっとややこしくなるのかもしれないな、と。
相談ごとにお酒が加わると、きっと良いことはありません。
その瞬間、自分にはこういうのはムリだと悟りました。
だから、司法書士カフェ、司法書士バーは一生やりません。
ところで、この弁護士さん、自ら弁護士だと名刺を配り、お店でも大活躍され、われわれにもいろいろとアドバイスをしていただいたのですが、しばらくして、われわれの仕事が気になったのか、どんな仕事をしているのかと聞かれ…
名刺を渡したら、一瞬、妙な空気になったので、「最初から名刺交換して素性を明らかにすればよかったのですが、出しそびれて…」なんて言い訳したもののちょっと後味は悪かった。
また、読み終えたばかりの本、考えないヒント―アイデアはこうして生まれる (幻冬舎新書)に、ある作家の話が紹介されていました。
その作家の自宅の地下にバーがあり、寝る前にそこで一杯飲むことができるのだそうです。
そういうのを読むとちょっと惹かれますが…司法書士を引退する頃、また考えてみたいと思います。
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