[ テーマ: 株式会社設立手続き ]
2018年12月27日21:38:00
今日は、昼から役員変更の打ち合わせのため、池袋へ向かいました。
駅から遠い中途半端な場所にいたので、タクシーで移動し…
池袋には、東西をつなぐ隠れた名所「ビックリガード」があります。
ちょうど、読み終えたばかりの本に、「東京情報 (新潮文庫)」に、ビックリガードが紹介されており、その昔、荷車を引いた馬がここを通る際、電車の音に驚いたことからそう呼ばれるようになったらしい、なんてことをその場で確認しながら通過、打ち合わせ場所にと指定された、「ビックカメラの並びのルノアール」へ向かいました。
「ビックカメラの並びのルノアール」…と言われても、池袋駅周辺には、ビックカメラもルノアールも複数存在して混乱します。
ビックカメラの並びにはたしかにルノアールはあるのですが、その間にヤマダ電機があったりします。
「ヤマダ電機の並びの…」というのが普通ではないのか、それとも依頼人にとっては、ビックカメラのほうが印象に残っているのか…ちょっと不安になりながら、それらしいルノアールに入ると、ほぼ同時に依頼人も入ってきて、無事にお会いすることができました。
ここに来た目的は、株式会社の役員変更の打ち合わせです。
ご相談をいただいた時点では、「10年の任期が満了したので…」ということだったのですが、登記簿謄本を拝見すると、有限会社から株式会社へ商号変更しており、商号変更の時点(株式会社になった)からは10年目ではあるものの、取締役の就任日はもっと前。
有限会社の時代に取締役だった期間も計算に含むため、就任してから10数年を経過していることになり、かなりマズイ状況です。
今回、ご依頼いただいたきっかけは、顧問税理士から10年目だから重任の登記をするようにアドバイスを受けたから、ということでしたので、その税理士さんも勘違いされていたようです(ちなみに、この税理士さんとは面識はありません)。
12年間登記をしないまま放置をしていたら、「みなし解散」といって、解散した会社の取り扱いを受けるのですが、数年前に別の変更登記をしていたため、みなし解散の対象にはならなかったようです。
役員変更の登記は、今からでも登記を申請することはできるのですが、遅れたことで登記遅滞による「過料」の問題があります。
「過料」についてご説明のうえ、とりあえず、詳細をうかがって書類を作成して送るとして、今日は本人確認をして打ち合わせを終えました。
このあと、西葛西で今年最後の株式会社設立の打ち合わせをする予定だったのですが、依頼人に急用ができ、打ち合わせ開始時間が遅れるとのことで、いったん高田馬場で待機することにしました。
ビックリガード同様、「東京情報 (新潮文庫)」で紹介されていた高田馬場駅の時計の上にいる馬を鑑賞し…この馬は、1990年に開業80周年記念で設置され、朝9時から3時間おきに「草競馬」などの音楽を奏でながらくるくる回るらしい。
9時から3時間おきだから、13時では回ることはありませんでした。
連絡があるまで待機する時間を利用して、駅前の立ち食いそば屋できつねそばランチ。
まだ時間に余裕があったのですが、早めに打ち合わせ場所の西葛西へ移動しました。
読書をしながら、連絡を待ちます。
この日、持ち歩いていたのは、「語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾどんなビジネスもこの考え方ならうまくいく (講談社+α新書)」。
昨日と同様、知らないことに触れたときにどうするか、という観点でこれを選びました。
昔、オランダ語なんて全くできなかった杉田玄白がターヘルアナトミアから解体新書を世に送り出したエピソードが取り上げられ、とても興味深く読むことができました。
で、15時半くらいから、明日、設立する株式会社の準備のため、依頼人とお会いして1時間ちょっと。
11月30日に定款認証の手続きが変わってからというもの、準備が大変になりましたが、何とか準備できました。
今年2018年11月30日、新たな定款認証制度がスタートします
打ち合わせを終えて…ようやくちょっとだけ余裕ができたので、西葛西で今夜のお店を探します。
以前、読んだ本、「東京のディープなアジア人街」によると、西葛西はインド料理のお店が多いということで、インド料理店を探し...テキトーに歩いて見つけたインド料理店へ入りました。
まずは、インドビール「マハラジャ」。
と思ったら、店内の一部が暗くなり、
クリスマスは過ぎたというのに、何かのサプライズか…と思ったら、単にブレーカーが落ちただけらしい。
インド料理店でブレーカーが落ちたのは、今日で二度目、謎です。
何を食べようか…当初、カレーにしようと思っていたのですが、メニューを見ると、アメリカの映画でよく出てくる中華料理「チャプスイ」があり、しかも、「アメリカン・チャプスイ」という名の料理で、以前から気になっていたし…インド料理店でアメリカでよく食べられている中華料理、かなりややこしいですが注文しました。
追加で、フィッシュティッカを2ピース。
出てきたのは…
真っ赤なアメリカン・チャプスイで、頭の中は真っ白です。
映画等で見た「チャプスイ」って、白っぽかったし、ネットで検索しても白っぽく、八宝菜のようだと紹介されているし…
しかもこれは「アメリカン」と付いているのに、アメリカの映画で見かけるヤツとは別ものだし、別の意味で「アメリカン=薄い」でもなさそうだし…
(これは、インディアン・チャプスイでは…)なんて言うてる場合か、とつっこみつつ、誰も助けてくれないので、覚悟を決めて食べ始めました。
辛いものが苦手な私は、その色を見ただけでも汗が噴出してきます。
汗を拭きながら食べ、食べては汗を拭き、異常な汗の量に周りの目も気になるし...それでも何とか食べきって、残念ながら、今日は、味わうとか楽しむということからはかけ離れた食事になってしまい…しかも外国のビールは量が少なく…とにかく疲れました。
→ あとで調べたところ、アメリカン・チャプスイは、アメリカで食べられているチャプスイのことではなく、チャプスイがインドに伝わり、アレンジが加えられ、「アメリカン・チャプスイ」として独自の変化を遂げたのだそう。
フィッシュティッカのほうは、辛くなくてとてもホッとする味でした。
緑色のソースは怖くて使いませんでしたけど。
汗がひくまで、西葛西の街をぶらぶら散策して帰りました。
…死ぬかと思った。
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