[ テーマ: 起業支援 ]
2007年9月8日10:43:00
月に1度、弊事務所の地元、東中野で起業交流会(通称:ウーハ交流会)を開催しています。
今月は21日、いつものとおり、カフェ・ウーハで行います。
詳しいことは ウーハ交流会のご案内 をご覧ください。
今回が第4回目。
今回の目玉は創業支援チームの中心的な人物、不動産会社の藤田社長の初参加です。
これまでお店のスケジュールと合わず、なかなかご参加いただけなかったのですが、今回は調整していただきました。
創業、起業される際の事務所・店舗のご相談もその場でお受けすることができます。
物件選びのポイント、具体的な物件をお探し中の方、ぜひご参加ください。
【不動産物件担当のご紹介】
藤田社長・・・30代の若さで中野区の新井薬師駅前(西武新宿線)で、株式会社ウララトラストを経営されています。
実は、私が利用している事務所(東中野パレスマンション)も、提携先の社労士松山先生の事務所(中野サンプラザ)も藤田社長に探していただきました。
→ 事務所のホームページ
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[ テーマ: 起業支援 ]
2007年8月5日19:56:00
【 相 談 】
資本金は1円でもいいと聞きますが、実際のところいくらにすればいいのでしょうか?
これに対しては、「一般的にいくらで」という答えはありません。
ありませんが、頭の中に入れておいていただきたいことがいくつかあります。
(1)消費税の問題
→ 消費税と資本金
(2)配当規制の問題
→ 配当規制
(3)対外的イメージ
最低資本金の規制が撤廃されたからといっても、あまり小さいと体外的なイメージの問題があります。
いっそのこと、資本金を1円にしてそれを売り物にすることもできますが、一般的に資本金額を聞かれた場合に、あまり小さいのは考え物です。
対外的なイメージの問題です。
(4)小さいと設立直後に債務超過に
仮に1円で会社をつくったと考えてみてください。
事業は1円で始められるでしょうか?
最低でもボールペンくらいは必要ではないでしょうか。
1円では買えません。
その時点で「社長からの借入金」が発生することになり、貸借対照表には債務として認識されてしまいます。
つまり、できた瞬間に債務超過会社になるということです。
これでは銀行から借り入れをするのも困難でしょう。
【 結 論 】
(1)から(4)のすべてを考えると、やはり300万円以上1000万円未満というところに落ち着きそうです。
ご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。
03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通 090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。
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[ テーマ: 起業支援 ]
2007年7月29日23:54:00
会社法の施行で、役員の員数や任期に大きな変化が起きたことは、みなさんご存知のようですが、細かいところまで理解されていないようです。
会社設立の打合せをさせていただく際に、勘違いされいたことに気がつく方が結構いらっしゃいます。
株式会社の取締役は最低何人いればいいのかご存知ですか?
会社法について多少勉強された方は、最低1名と考えていらっしゃる方が多いようです。あまり会社法を意識されていない方は、3名は必要だとお考えのようです。
どちらが正しいのでしょう…。
実は、どちらも正しいいえるし、正しくないともいうことができます。
正確には、
(1)取締役会を設置する会社では、取締役は最低3名必要です。
取締役会を設置した場合には、いろいろな決定事項は取締役会で会議をする必要があります。
会議をするには複数のメンバーが必要となり、偶数だと同数で対立する可能性があって、決められないので最低員数を3名としています。
(2)取締役会を設置しない会社の取締役は1名でよい。
一方、取締役会を設置しない会社であれば、取締役が業務機関となるわけですから、会議を開く必要がなく、必ずしも複数いる必要もないし、奇数である必要もないのです。
だから最低1名でいいことになります。
株式会社の最もシンプルな形態は、「株主総会 + 取締役1名」というもので、現在、弊事務所にご依頼いただく設立の8割がこのパターンです。
ご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。
03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通 090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。
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