[ テーマ: 商業登記 社名・商号 ]
2009年10月15日01:31:00
会社を設立する際、多くの方が社名(商号)をどうするか、で悩みます。
事業内容、本店所在地が決まっても社名が決まらず、設立手続きが止まってしまうということも少なくありません。
「小さな飲食店をつくって成功する法(ジーン中園著/日本実業出版社)」に、社名の決め方について次のように書かれていました。
次に決めるべき店の名前(商号=屋号)は重要です。従業員に対しては求心力をもち、外に対しては宣伝効果があるものにします。屋号を聞いただけで、店の方針や料理がイメージできるようにしたいものです。たとえばイタリア料理の店を出すとき、「ピサの斜塔」ならわかりますが、「エッフェル塔」ではピンときません。この点、自分の名前を店名に用いる場合には、あれこれ考えなくてすむ利点があります。たとえば、「山本」という名前をそのまま店名にしてしまえば、和食や喫茶の店でも使用できるし、西洋料理でも(とくにアルファベットにしてしまえば)使えないことはありません。ただ、中華料理の場合は、若干の疑問が残ります。
この本は、飲食店の開業について書かれているのですが、基本的な考え方はどの業界でも応用することができます。
最近は、異業種交流会等で名刺交換をする際、社名からはまったく何をしているのかわからない会社が増えているような気がします。個人的にはとてももったいないと思います。パッと見て、聞いて、何の会社かわかったほうがいいと思うのですが・・・。
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