プロフィール

西尾 努2007年2月より(株式・合同)会社設立・役員変更・定款変更、相続登記等、登記業務を中心に行っています。

≫ 詳細プロフィール

QRコード

【役員変更】合同会社の社員加入

[ テーマ: 合同会社 定款変更登記 ]

2011年2月1日01:23:00

ここのところ、合同会社の役員変更(正確には、社員の加入)の登記の依頼が続いています(社員といっても従業員ではありませんのでご注意を。)

合同会社の社員の加入には、(1)新たな出資を伴うケースと、(2)既存の社員の持分の一部(または全部)を譲り受けるケースがあります。

 

登記の費用については、

前者(1)のケースでは、社員の加入の登記(資本金1億円以下の場合、登録免許税1万円+司法書士報酬)に加えて、資本金の額の増加の登記、いわゆる増資の登記も合わせてする必要があります。

そのため、増資の登記の登録免許税(増加する額の7/1000又は3万円のいずれか高いほう)とその分の司法書士報酬が別途加算されます。

 

これに対して、後者(2)のケースでは、登記を申請するのは、社員の加入についてのみ。

資本金1億円以下の合同会社では、登録免許税は1万円(+司法書士報酬)で済みます。

 

できるだけ費用をかけずに社員を入社させたい場合には、(2)のパターンをおすすめしています。

 

 

ご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。

03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通 090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。

メールのお問い合わせはこちらから
問合わせ

 

 


【ウーハ会】41回目の起業家交流会のご案内

[ テーマ: 起業支援 ]

2011年1月10日23:28:00

開業当初から月に一度、起業家交流会を開催しています。

参加されているのは、起業されたばかりの方、これから起業される方が集まる交流会ですが、ほとんどの方が当事務所にご依頼いただいて会社を設立されたお客さまか、手続きが進行中のお客さま。それと、司法書士、税理士、社会保険労務士、行政書士、不動産業者で構成しているこちらの起業支援チーム。

毎回、15~20名くらいの方にご参加いただいていております。

 

起業家交流会 新宿

 

40回も開催しているせいか、時々、交流会に興味をもたれた企業さんから取材を受けたりもしています。

① ビジネス雑誌 ビジネスチャンス

② https://www.sihoshosi24.com/sihoshosi24/13443.html  

ということで、1月の交流会のお知らせです。

 

1月も通常通り、第三水曜日の19日に開催します。

場所は、新宿のいつものお店(参加者に後ほどメールにて、ご案内します)、時間は、19時からお店が閉店する23時までで、途中参加、途中退席も自由です(4時間、飲み放題・食べ放題なので、途中参加でも十分もとは取れると思います)。

費用は、この4時間、飲み放題、食べ放題(中華のオーダー式です)で、4,200円(飲食代実費のみ)。

 

参加されたい方、過去の様子、参加者の声はこちらをご参照ください。
  起業家交流会

 

 


【商業登記】合同会社の略称・続編

[ テーマ: 法人口座開設 ]

2011年1月9日00:00:00

以前、書いた「合同会社の略称」の記事の続編です。

 


株式会社の略称は(株)、有限会社は(有)とするのは、世間一般に知られていますが、では、合同会社の略称は? → 答えは、「(同)」、銀行口座の場合には「ド)」「(ド」ということでした。


 

もちろん、省略しないで「合同会社」「ゴウドウカイシャ」のように使用することもできますが、その場合、予想外の問題が起きる可能性があります。

実際によくあるのですが・・・たとえば、合同会社ABCという会社が、取引先の口座にお金を振り込むとします。

 

もし、「ド)ABC」のように略称を使用しなかった場合・・・

 

合同会社の略称

 

こうなります。

送金された側は、誰から送金されたのかわからない…。

しかも、送金した側は、誤って送金したわけではないので、この事実には気がつかないのです。

 

写真のケースでは、幸いなことに、通帳ではどこの合同会社からかわかりませんでしたが、通帳と比べて文字数が少し多く表示されるネットバンキングを併用しているので、そっちで確認することができました。

ネットバンキングで確認できた、といっても、通帳よりも4文字多く表示されるだけでしたが・・・(今回は、「ゴウドウカイシャ」の後に、「_ スペース」が入っており、実際には3文字で判断するほかありませんでした)。

 

ということで、急な送金の場合には、トラブルにもなりかねないので、略称は使える時は使ったほうがいい、という話でした。

 

 

(2018/10/03補足)
合同会社を「合」と略すケースもあります。

 合同会社の略称を(合)とするケース

 (同)の設立手続きはこちら 

 

 

ご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。

03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通 090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。

メールのお問い合わせはこちらから
問合わせ