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西尾 努2007年2月より(株式・合同)会社設立・役員変更・定款変更、相続登記等、登記業務を中心に行っています。

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【定款】「会社の目的」数、事務所史上最多

[ テーマ: 定款記載例 ]

2012年8月2日10:27:00

昨日、本店移転登記の申請代行のご依頼をいただき、打ち合わせのため、渋谷に行ってきました。

他区(目黒区以外)から渋谷区に本店を移されたということで、法務局の管轄が変わるケースです(渋谷出張所が管轄しているのは渋谷区と目黒区)。

会社の履歴事項全部証明書(登記簿謄本)を見せていただき・・・

・・・驚きました。

 

定款

 

会社の目的の数が、1,2,3・・・65(1)、(2)・・・(10)、66!!

全部で66個もありました。

当事務所史上最多記録です。

以前は、会社を設立する際、後で目的を追加すると変更登記の際にまたお金を取られるので、最初から何でもできるように詰め込めるだけ詰め込んだほうがいい、という「会社設立時における常識」があったようですし、社長さまもそのような認識だったそうです。

登記費用については確かにそのとおりで、変更するたびに登録免許税や司法書士報酬が発生しますが、当事務所では、そのようなやり方はおすすめしていません。

取引先や金融機関がその履歴事項全部証明書を見た際、資本金額と事業内容とのバランスがとれておらず、何が本業かわからない会社に見えてしまい、あまりいい印象を受けないのではないでしょうか。

基本的にお客さまの意見は尊重しますが、最初はできるだけ業種を絞って具体的に書くことをおすすめしています。

 

 

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 驚きの定款記載例

 定款変更~事業目的はいくつ追加してもよいというが

 

 

目的変更等、定款の変更登記手続き、承ります。 

ご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。

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【相続登記】戸籍謄本を郵便を使って請求する

[ テーマ: 相続登記手続き ]

2012年7月23日15:12:00

相続登記のご依頼をいただく際、被相続人の出生からお亡くなりになるまでの戸籍謄本をご用意いただくのですが、相続人さんによっては、仕事で忙しかったり、どこに請求すればいいのか請求先、請求方法をご存知ない方もいらっしゃいます。

そのため、途中まで戸籍謄本を取ったが、残りは代わりにとって欲しい、というご依頼も少なくありません。

手元にある戸籍謄本から転籍前の本籍を読み取り、市区町村役場のホームページを探して郵便で戸籍謄本を請求することになりますが、その際、発行手数料として必要になるのが現金の代わりになる「定額小為替証書」。

 

定額小為替証書 

 

郵便局の窓口で入手できます。

戸籍謄本を取得するための、450円、750円も用意されていて便利です。

が、注意しなければならない点がいくつかあり、

(1) 1枚発行するごとに手数料が100円かかる

50円の定額小為替にも100円の手数料がかかります。

古い戸籍謄本をとる場合には750円のものを買うことをおすすめします。

(2) 取り扱い窓口は16時で終了

本局(24時間営業)でも、16時過ぎると手に入りません。

(3) 定額小為替の有効期間は発行の日から6か月間

多めに購入して、保存しておくわけにはいきません。

ということで、手持ちの定額小為替が少なくなってきたので、先ほど郵便局で購入してきました。

 

 

電話によるご相談・お問い合わせ・お見積の依頼(無料)は、
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台東区で相続登記の打ち合わせ

[ テーマ: 相続登記手続き ]

2012年7月20日11:44:00

台東区で相続登記の打ち合わせ。

不動産の相続登記のご依頼をいただき、相続人さんがいらっしゃる御徒町(台東区)で相続登記に必要な書類の確認のため訪問しました。

御徒町へは都営大江戸線を利用したのですが、大江戸線には、「新御徒町駅」と「上野御徒町駅」があるのに気づかず、先に到着した「新御徒町駅」で降りてしまったため、炎天下の中、ひと駅歩くことになってしまいました…。

相続人さんとお会いする頃には、汗だくで…(失礼しました)。

今回ご依頼いただいた相続は、数次相続といって、不動産の所有者がお亡くなりになり、その名義を変更しないうちに相続人の1人がお亡くなりになったというケース。

その分、登記に必要な戸籍謄本等の数も増えます。

集めていただいた戸籍謄本を確認させていただいたところ、被相続人について不足しているものもあり、一部は当事務所で取得を代行することになりました。

  相続登記の必要書類とは

 

相続登記は集める書類が多く、しかも数次相続になるとさらに増えるため、相続人の方がご自身ですべて揃えるのはとても大変です。

手書きで書かれているものを解読しながら、どんどん遡って請求するのは慣れていないと時間がかかります。

当事務所では、有料(1つの役所につき、1,100円)ですが、取得の代行も行なっています。

ということで、相続登記に必要な書類がすべて揃うまでには、もうしばらくかかりそうです。

 

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