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西尾 努2007年2月より(株式・合同)会社設立・役員変更・定款変更、相続登記等、登記業務を中心に行っています。

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【起業】会社設立後の憂鬱

[ テーマ: 株式会社設立手続き ]

2012年3月31日14:35:00

先日、「飲食店の経営」をメインにした株式会社の設立手続きのご依頼をいただきました。

無事に登記手続きが完了し、株式会社としてスタートしたのですが、そのお客さまからこんなご相談を受けました。

 

会社設立後、お店のほうへ開店祝いや税理士の営業などかなり多数の営業電話や郵送物が絶え間なく営業に支障が出るので・・・本店を移転・・・

 

会社を設立したという情報は、各法務局に行って調べたり、そこまでしなくても、その情報を販売する名簿業者から簡単に入手することができます。

1件あたり100円程度で、会社名、本店住所、郵便番号、何と電話番号まで手に入ります。

そうやって入手した情報をもとに、顧問契約が欲しい税理士や社会保険労務士、その他の業者が一気に「助成金の無料診断」「顧問料割引」等のDMを送ったり、電話をかけたりするため、このような悩みをかかえている経営者の方は少なくありません。

なかでも、飲食店の場合は、仕事がら、その影響は大きく、悩みは深刻です。

 

今回は、そんな事情から本店移転登記も視野に入れたご相談をいただいたのですが、仮に、今、本店移転登記をしたとしても、DMは、設立した当時の情報をもとに送られているため、根本的な解決策にはなりません。

設立から一定の期間が経過すれば、DM、電話の数は落ち着くと思いますので、DMは開封せず捨てるとして、電話は・・・頭が痛いですね。

 

マーク7 当事務所をご利用いただいた方には、税理士、社会保険労務士が必要であれば、ご紹介いたします(紹介料等はどこからもいただいておりません)ので、お気軽にご相談ください。

マーク7 これから会社の設立をお考えの方は、設立後に大量のDMが送られてくることを覚悟してください。

 

  DM用の法人リスト1件10円

 

 

ご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。

03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通 090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。

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【会社設立】社名に悩む。前株か後株か・・・その他か。

[ テーマ: 株式会社設立手続き ]

2012年3月29日14:15:00

3月から4月にかけて、会社の設立登記のご依頼が急増しています。

3月29日現在、3月中の設立のご依頼は落ち着き、4月上旬設立を目指す方からの対応に追われているのですが・・・。

 

みなさん悩むのが会社名(商号)です。

 

「●●●」というところまでは、決まっているのですが、

「前株にしますか?後株にしますか?(前合同会社にしますか?後合同会社にしますか?)」

というこちらかの問いかけは予想外だったようで、困った顔をされる方がほとんどです。

 

会社の場合、「株式会社」や「合同会社」などをどこでもいいので、つけなければなりません。

前、後の決まりはありませんから、語感、流行、占い、その日の気分・・・ホントにどこにでもいいので、入れてください。

 

株式会社なら、株式会社を最初につける「前株」、それを後ろにつける「後株」が一般的ですが、先ほど書いたように、どこでもいいということで、今回は珍しいところにつけている会社をご紹介します。 

以前、読んだ「ギャル革命(藤田志穂/講談社)」という本で知って、実は、私も驚かされたのですが・・・

 

その会社名は   シホ有限会社G-Revo   といいます。


なんと、「有限会社」が真ん中に入っています。
(ただし、後に有限会社SGRに商号変更されました)

でも、これも、「あり」です。

これに関連しておもしろい商号の会社がありました。

 合同●●株式会社という社名の会社

 

 

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【会社設立】会社設立手数料無料?タダより高いものはない。

[ テーマ: 株式会社設立手続き ]

2012年2月16日09:28:00

会社を設立しようと思った時、まずネットで検索して会社設立方法や設立にかかる費用などを検索する方が多いと思います。

その際、画面には、たくさんの広告が表示されるのですが、とくに、「会社設立手数料無料!」という文字に目が釘付けになるかもしれません。 

広告をクリックして、内容を理解した上で申し込むのであれば問題ありませんが、「無料ならば」と、すぐに飛びつくのは危険です。

「FREE経済学入門」という本によると、生物学的にも、人間の脳は、本能的に、「無料」という言葉に惹かれてしまうようにできているとのこと。

いったん落ち着いて、無料の理由を考えてみませんか?

 

最初に考えなければならないことは、「なぜ、その事務所は、わざわざ高い広告費用をかけ、手数料を無料にしてまで、会社を設立するお客さんを引き込みたいのか」ということ。

 

タダで会社設立手続きのサポートをしてあげましょう、というお人好しの士業なんているはずがありません。

必ず、対価を払わされる仕組みになっています。

会社を設立する際の手数料はいらないが、設立後に顧問契約を結べ、とか記帳代行をさせろ、などなど。

「初期費用は無料、月々●万円の支払い」というのと同じこと。

しかも、やっかいなことに、契約は解約するか、どちらかが廃業するまでずっと続くおそれがあります。

 

毎月の支払額(顧問契約料)が相場よりも低く設定されている場合には、かなりおトクなオファーだと思われますので、申し込んでもいいかもしれませんが、相場より高い場合には…。

最低契約期間が決まっている場合もあり、長期で考えると損をする可能性があります。

 

広告を見て会社設立手続きの代行を依頼する場合には、じっくりその内容、条件を確認してからでも遅くはありません。

 

 

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