[ テーマ: 株式会社設立手続き ]
2011年8月8日19:49:00
今日、会社を設立したいというお客さまお二人とお会いして打ち合わせさせていただきました。
1人がAさん、もう1人がBさんだとして・・・
私 「会社の設立日は、いつにしましょうか?」
A 「準備でき次第、すぐに設立したい。大安に設立する人は多いのは知っているが、気にしないので仏滅でもかまわない。」
B 「できれば大安に・・・。」
A 「会社なんて、大安に設立したとしても、潰れる会社は潰れるんだから、そんなことは関係ないよ。」
B 「そうですね~。起業して1年で半分近くが廃業して、10年もつ会社なんて1割程度らしいですしね。(廃業した会社の)多くが大安に設立してると考えると、大安じゃないほうがいいのかも。」
私 「・・・。(なるほど・・・。そういう考えもありますね。でも、考え方を変えると、大安が多いので、その程度の廃業率で済んでいるのかもしれませんが・・・。)」
この後、別のお客さまとお会いして、会社設立の打ち合わせをしたところ、会社の設立日は、10日の大安を希望され・・・せっかくなので、この話をしようと思ったのですが、ここでするメリットもないので、飲み込みました。
大安で設立した会社と、仏滅に設立した会社とで、どちらが廃業率が低いか、なんてデータは無いでしょうね。。。
[ テーマ: 株式会社設立手続き ]
2011年6月9日12:51:00
最低資本金制度(株式会社の場合、最低資本金1000万円)が撤廃されて、もう数年経過し、現在では、小額な資本金で会社を設立するのが当たり前のようになっています。
先日も、資本金1円で設立した会社がありました(ちなみに、1円で会社を設立する場合のリスクは、事前にご説明させていただいております)。
今回は、資本金1円の会社と取引をする場合の相手方へのアドバイス。
最低資本金制度があった時代は、取引をする相手方からすれば、「少なくとも帳簿上には1000万円相当の財産があるだろう」という信頼がありました。
ですが、最低資本金の制度の撤廃とともに、そのような信頼は消失しました。
その結果、ある会社と取引をしようと考えた場合には、相手方の登記簿謄本(全部事項証明書)をとって、資本金額をチェックすることは最低限必要な作業になりました。
資本金額をチェックして、多ければ、一般に問題ないといえますが、もし、資本金が1円など極端に少なかったどうするか…悩ましいところです。
その場合、取引をしないというのも1つの方法ですが、どうしても取引をしたいというのであれば、その会社の取締役、代表取締役に連帯保証人になってもらう、などして、自分の債権の保全をしておくことも検討しなければなりません。
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[ テーマ: 株式会社設立手続き ]
2011年5月16日12:56:00
先日、株式会社設立のご依頼をいただいたお客さまから、こんなリクエストが。
「印鑑の材質は、アグニにしてください」
「アグニ・・・ですか・・・??」
弊事務所では、会社設立手続きのご依頼をいただいた際に、会社の印鑑3本セットの発注も承っております(協力先の印鑑業者さんに、大量に発注するので、市販価格よりも安くなります)。
通常は、あかねなのですが、時々、チタンや黒水牛などのリクエストをいただくことがあり、柘植との差額をいただいています。
ですが、今回の「アグニ」は初耳。
調べてみると、「アグニ」とはインド神話に出てくる火の神のこと。
火の神だけあってワインレッドで美しい木目が特徴で、また、近年、エコ素材として注目されている素材なのだそうです。
今回のお客さまが設立する会社は、「エコ」関連業種なので、印鑑については、多少値が張っても、どうしてもその素材を使いたいらしい。
ということで、先ほど、印鑑業者さんにご相談して、現在、費用を検討していただいているところです。
その後、業者さんから連絡がありました。
あかねを基準に差額の実費3千円分を加算させていただきます。
印鑑セット付きで会社を設立いたします。
電話によるご相談・お問い合わせ・お見積の依頼(無料)は、
03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通 090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。
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