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西尾 努2007年2月より(株式・合同)会社設立・役員変更・定款変更、相続登記等、登記業務を中心に行っています。

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【会社設立】「ギャル革命」より

[ テーマ: 本・映画の中の会社設立 ]

2008年3月19日12:14:00

起業家が出している本の中に、創業当初のエピソードとして「会社設立登記」の苦労話が書かれていることが少なくありません。

19歳で起業された藤田志穂さんが書かれた、ギャル革命(藤田志穂/講談社) にも会社設立時のエピソードが書かれていました。

 

(引用ここから)

登記を申請した日が、記念すべき会社の設立日。
ここまで終わればみごと会社設立!!
わーいわーい♪
といきたいとこだけど、最初の定款が、
なかなか認証されない!!

(省略)

けっきょく定款を提出してから認証されるまでに1ヵ月以上、
それから登記申請を提出し、無事に会社が設立されるまで
トータルで2ヵ月ほどかかってしまった。
(まさかそんなにかかるとは、このころは思ってもいなかったけれど)

(引用ここまで)

 

若干、設立手続が不正確ですが、本を買ってご自身で会社をつくる場合の苦労が伝わったと思います。

藤田社長は、これ以外にも定款認証で9万2000円(電子定款の場合には、印紙代4万円が不要ですから5万2000円です)、登録免許税6万円(有限会社でした。株式会社ですと15万円、合同会社LLCは6万円)、その他いろいろかかって総額20万円くらいかかったと書いています。

 

(引用ここから) 

けっきょく手数料だけで20万円くらいはかかてしまった。
資本金は1円でできても、設立には少なくともこれだけのお金が
必要になるなんて、本には書いていなかった。
あーあ。かなりイタイ出費。

(引用ここまで)

 

もし、これを司法書士に依頼すると・・・

会社設立手続に着手してから最短で1日で定款認証、登記申請。

申請から謄本が出来上がるまで、法務局の手続が長くて1週間程度です。

費用面では、司法書士報酬はかかるものの、定款の印紙税の4万円、オンライン申請方式をとると5千円の計4万5千円のコストを抑えることができます。

時間とコストの両方を節約したい方はプロ(司法書士)にお任せください。

 

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【会社設立】「儲かる会社のつくり方」より

[ テーマ: 本・映画の中の会社設立 ]

2008年3月22日16:16:00

株式会社をはじめとする会社設立登記を依頼される場合に、決算期をどうするかで悩まれる起業家の方が少なくありません。

堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方(堀江貴文/ソフトバンクパブリッシング)に、こんなことが書かれています。

 

(引用ここから)

最初に作った定款で、オン・ザ・エッジは営業年度を毎年3月1日から翌年2月末日とした。

いわゆる「2月決算」という形にしたのだが、これが初年度、意外なところで役に立ったのを覚えている。

前にも書いたように、オン・ザ・エッジは1996年4月に設立し、・・・初年度だけで事業計画をはるかに超える売り上げを上げることができた。

一方で多くの取引先が3月決算だったことから、3月に納期をずらしてもらうことができ、3月期のわが社の売り上げはすべて2期目に組み込まれることになった。

会社を立ち上げたばかりでキャッシュフローも乏しく、莫大な税金を支払う余裕はないベンチャー企業にとって、2月決算はこんな思わぬメリットをもたらしてくれたのだ。

(引用ここまで)

 

つまり、納期が2月であれば初年度の売り上げとなるので、莫大な税金を納めなければならないところ、3月(2期目)にずらすことにより初年度の売り上げを抑えることができた、ということです。

初年度にかなりの売り上げが見込まれる場合に、このような考えをとることができます。

 

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【ウーハ会】中野区でウーハ起業支援交流会

[ テーマ: 起業支援 ]

2008年3月26日23:00:00

月に一度、中野区東中野のカフェ・ウーハさんをお借りして、ウーハ起業支援交流会という交流会を開催しています。

今回で第8回目を迎えます。

第8回目は、28日(金)、18:30からです。

費用は1人1,000円で、カフェ・ウーハのメニューからドリンク1杯と軽食がついています。

矢印16 ご興味のある方は、事務所のホームページ「ウーハ起業支援交流会」のページをご覧ください。

矢印13 雑誌「ビジネスチャンス4月号」にウーハ起業支援交流会が紹介されました。(PDF)

 

 

 


【会社設立】「儲かるしくみはこうつくれ」より

[ テーマ: 本・映画の中の会社設立 ]

2008年3月29日18:49:00

事業規模を拡大していくと、人を雇用するなどして組織を拡大する必要があります。

組織拡大のため、人を雇えば、固定費が上がり、一瞬でもその分利益が下がります。

その際、いい人を採用できれば問題はないのですが、必ずしもそうとは限りません。

「しまった」と思っても、いったん採用するとそう簡単にはやめさせることもできなくなります。

頭が痛い問題です。

通販勝ち組の絶対ルール「儲かるしくみはこうつくれ(岡崎太郎/オーエス出版)」には、こう書かれていました。

 

(引用ここから)

事業規模が小さいときには問題ないことが、事業規模が大きくなると問題になることがよくあります。

多くの会社は、事業規模の拡大と利益の拡大とは比例せず、組織が拡大しただけで収益率は落ちていきます。

組織が拡大した分だけ、チェック機能が煩雑になったり、よけいな人が増えたりして、収益が落ちていくのです。

(省略)

しかも企業は、年を重ねるほどに“負の遺産”を毎年引き継いでいくものなのです。

それは何かというと、売れなくなった在庫だったり、営業活動に意識が高められないダメな社員だったり、あるいは若い社員をいびる事務員のおばちゃんだったり…。

このような負の遺産が次第に蓄積された会社は、だんだんぬかるみに足がはまっていくわけです。

(引用ここまで)

 

私の事務所も、おかげさまで開業以来、順調に売り上げも伸びていますので、そろそろ「組織の拡大」を検討しなければならない時期にさしかかりました。

ちょっと先に開業して、スタッフを入れた先輩方をみると、うまくいっているところはあまりないようです。

どこも人の問題で悩んでいる様子。

うちも最初から負の遺産を背負うわけにもいかないので、慎重にやるしかありません。

 

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