[ テーマ: 事務所案内 ]
2017年8月11日12:32:23
今日のランチは、富士そばの「よくばりコンボ」。
これ一皿で、かつ丼、カレー、牛丼の三種類が同時に楽しめる、というオトクなメニューですが…
でも、食べながら、(味は当然のこと、)食事を楽しむには、食器、箸、スプーンなどの組み合わせも重要だな、と感じました。
お皿にのった牛丼部分をスプーンで食べる、この違和感…微妙です。
ワンプレートに人気メニューをただ載せればいいというわけではないな、と。
そんなことを思いながら食べていたら、あることに気がつきました。
司法書士の業務といえば、昔は「登記」でした。
ですが、最近は、「登記」に加えて、「債務整理」「成年後見」「裁判」…などと大きく業務範囲が広がっています。
かくいう私も、開業当初は全て対応できるようにと考えたこともあったのですが、従業員を増やして、事務所の規模を大きくして…というやり方に疑問を持ち始め、今は「登記業務」中心の事務所に落ち着いています。
従業員もたくさんいて、事務所の規模も大きくて…というのであれば、「登記」、「成年後見」、「裁判」~当然、それぞれ仕事の内容が異なりますし、何といってもお客さまから求められるスピード感が全く異なりますから、事業ごとに専任スタッフを置かないとうまく事務所を経営するのは難しそう。
小さな事務所であれこれ手を出してしまうと、受ける側も大変だし、結果、どれも中途半端になってしまいそうです。
そういえば、先日、打ち合わせ先でこんなお店のを思い出しました。
1軒のラーメン店ですが、390円という低価格というのも驚きなのですが、それよりも何よりも、博多、味噌、豚骨、東京正油、魚介、つけ麺、塩…ほとんどのラーメンを網羅している。
一見、スゴイと思いましたが、さすがにここで食べたいとは思いません。
どれも「極めている感」が感じられない上、価格が安すぎて、満腹にはなっても、満足はできなさそうですから。
どうせ食べるのなら、毎日、毎日、正油ラーメンなら正油ラーメンを作っているお店で食べたいと思います。
(ちなみに、理由はわかりませんが、このお店は閉店しました)
なんか、司法書士事務所も同じなのかもしれないな、と…「よくばりコンボ」を食べながら、そう思いました。
登記手続きについて、電話によるご相談・お問い合わせ・お見積の依頼(無料)は、
03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。
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[ テーマ: 事務所案内 ]
2017年8月6日08:11:00
事務所から地下鉄東西線落合駅に向かって歩いている途中、こんな貼紙が目に飛び込んできました。
ゴルフスクールのようなのですが、この夏、「冷やしゴルフ」なるものを始めたらしい。
冷えたゴルフというものがなかなかイメージしづらいのですが…冷やし中華でもおなじみのこの「冷やし●●始めました」というフレーズを私の仕事(司法書士)でも利用できないか、考えてみた。
「冷やし登記、始めました」
「登記、冷やし始めました」
これではまったく意味がわかりません。
なんてことをSNSに投稿していたら、
ビジネスホンを取り扱っている会社の社長さんからも、「うちも使えそうもない…」、
京都のグルメタクシーの運転手さんから、「冷やしタクシーもいいかも」、
なんてコメントをいただきました。
いつもくだらない投稿にお付き合いくださり、ありがとうございます。
で、ふとあることを思いつきました。
登記申請をした後、申請した内容が正確に登記に反映されたかを確認するため、毎回、登記簿謄本を取得して依頼人にお渡しするのですが…
その登記簿謄本を、この夏の間、冷たく冷やして、クール宅急便でお届けするなんていうのはどうだろう、と。
なんてアホなことを考えるくらい、暑い日が続きます。
みなさま、体調を崩され ませんようご自愛ください。
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[ テーマ: 登記全般 ]
2017年7月28日12:16:00
会社、不動産を問わず、登記を申請する際には、「株主総会議事録」「取締役会議事録」「登記原因証明情報」「司法書士への委任状」その他、いろいろな書類に押印をすることになります。
司法書士がお客さまに代わって押印をすることはできないため、いつも、ヒヤヒヤしながら、押印の作業を見守ることになります。
多くの方は慎重に、問題なく押印されるのですが、時々、次のような失敗が見受けられます。
<書類押印時に起きた失敗の例>
1.慎重になりすぎて失敗
たとえば、会社設立の登記の際、「印鑑届書(印鑑証明書のもとになる)」への押印が最も重要になるので、その点をご説明すると、慎重になりすぎて手が震えたり等で失敗するケースが多いようです。
最近では、あえて重要だと言わないようにしています。
2.会社の代表印のつもりで、銀行印を押印
押印する際、文字をよく確認してください。
見分けるコツは、印鑑の真ん中辺りに彫られた文字の数、「代表取締役印」だと6文字、「銀行之印」だと4文字で文字数が違いますし、また、「銀行」の「銀」の文字が読み取れることがあります。
3.朱肉の問題
100円ショップなどで売っている朱肉や、ゴム印などで使うスタンプ台を使用すると、薄かったり、かすれていたり、逆に滲んだりして失敗する可能性が高いようです。
とくに、安価な朱肉を使用すると、印影が不鮮明になる確率が高く、そうなると、再度の押し直しが必要となるため、送料、時間などが無駄になります。
できれば、文房具店、印鑑専門店で購入したものをご利用いただけると助かります。
今後も幾度となく利用することになりますから、それなりの朱肉をご使用ください。
4.印鑑の問題
何年も印鑑を使っていると、中にほこりやゴミが付着し、そのまま押印すると、文字が潰れてしまうことがあります。
押印前に専用のブラシなどで、こまめに掃除しましょう。
5.シヤチハタ印の使用
個人の印鑑を押印する際(実印を押印するケースを除きます)、時々、シヤチハタ印を使用する方がいらっしゃいますが、シヤチハタ印は役所への届出の際には使用できませんので、ご注意を。
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