[ テーマ: 商業登記 社名・商号 ]
2010年4月10日12:38:00
毎日、明るいうちは、法務局に行くか、お客さまのところで打合せするなど、外出が多いので、街の景色やいろいろなお店の看板、ポスター、メニューなどを見て仕事のヒントをもらいます。
たまたま昨日出かけた先にあった2つのお店の名前が気になりました。
弁当屋さんです。
これは何と読むのでしょうか。
正直なところ、初めて見る漢字です。
これも、読めない。
しばらく考えて・・・「高揚」かもしれないというところまでたどり着きますが、確証はもてません。
どちらも、利用したことがないのですが、きっと弁当も手打ちラーメンもおいしいのだろうと思います。
ですが、どんなにおいしくても、お店の名前が読めないと、人にすすめにくい。
せっかくの紹介のチャンスを自ら放棄しているといえるかもしれません(逆に、あの「読めない漢字のお店」として話題になっている可能性もありますが)。
今回ご紹介した飲食店のように、実際に店舗があり、そこに行けば何とかなるケースとは違い、インターネットで商売をしている会社だったら、こういう社名はかなりリスクがあるのではないでしょうか。
仕事がら、会社を設立されるお客さまから、社名(商号)についてアドバイスを求められることがよくありますが、個人的な意見ですが、誰もが読めて、電話でも聞き間違いがなく、耳障りでなく、社名から業種がイメージできる社名が最高だと思っています。
これが難しいのですが。
ご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。
03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通 090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。
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[ テーマ: 商業登記 社名・商号 ]
2010年4月3日13:36:00
商号(社名)について、ちょっとおもしろい(といっては失礼ですが)経験をしました。
先日、登記簿謄本、印鑑証明書を取りに某法務局を訪れたときのこと―
各交付申請書、印鑑カードを窓口で出して、発行されるまで、10分程度かかりますので、本を読みながら待っていました。
発行された順に、予め渡された番号カードの番号で呼び出されます。
しばらくして、私の番号が呼び出されました。
その法務局では、印鑑証明書を受け取る際に、「会社名をおっしゃってください」と社名を聞かれます。
通常は、「株式会社何々商事」と答えるので、何ともないのですが、たまたま隣にいた50代くらいの、その会社の部長さんでしょうか、同じように社名を聞かれて、
「株式会社にゃん(・・・ここから先は文字にするのも恥ずかしい)」
思わず、その方の顔を確認してしまいました。
それほど衝撃的(笑撃的)だったのです。
職員の女性もその男性も、とてもぎこちない雰囲気が印象的でした。
ちょっと変わった社名でウケを狙うのもいいですが、場所によっては後悔する可能性もありますから、社名を決める際には、そういうところにも気を遣いましょうという話でした。
社名を決める際の参考になれば幸いです。
でも、よく考えてみれば、私が代理人として法務局に行き、同じような目に遭わないとは言い切れないんですよね・・・
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[ テーマ: 相続登記手続き ]
2010年3月11日00:41:00
今、ご依頼いただいている不動産の相続登記案件で、ちょっと苦戦しています。
相続人の一部がアメリカ人のため、集める証明書がなかなか一筋縄ではいかないのです。
とりあえず、参考にした登記の先例は・・・
・ アメリカに住むアメリカ人の住所証明書は本国官憲の証明書を提出するのが相当であるが、アメリカ公証人の証明書を添付しても便宜受理してさしつかえない。(昭和40.6.18民事甲第1096号)
・ アメリカに住むアメリカ人が住所について宣誓供述し、アメリカ公証人が作成証明した書面は住所の変更証明書となりうる。(昭和40.6.18民事甲第1096号)
アメリカに住む日本人、アメリカに住むアメリカ人・・・もう、頭が混乱します。
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