[ テーマ: 商業登記 社名・商号 ]
2019年4月1日13:09:00
1時間ちょっと前に新元号が発表されました。
新しい元号は…
令和
「れいわ」で、そこから1時間もしないうちに、インターネット上で、
本日付で、「令和」を使った商号(会社名)に変更した株式会社を発見しました。
もしかすると、エイプリルフールのイタズラかもしれませんが、そうであったとしても、本日付で商号を変更することは可能です。
商号は定款の記載事項ですから、商号を変更する場合には、株主総会の定款変更の特別決議が必要となりますが…
この会社、定款変更の株主総会を開催しながら、テレビ中継を見ていたのでしょうか。。。
ちなみに、商号変更の登記を申請する場合に、新商号の印鑑を用意しなければならないと考えている方がいるかもしれません。
ですが、商号変更の登記と同時に印鑑を変更する必要はありません。
商号を変えても、今使用している旧商号の印鑑をそのまま使用し続けても問題はないのです。
この会社のことはわかりませんが、新商号の印鑑も早いところだと1時間程度で用意してくれる印鑑業者もありますから、もしかすると、すでに商号変更登記の申請も行ったかもしれませんね。
なお、印鑑を変更する場合には、代表取締役の個人の証明書が必要となります。
この印鑑証明書の期限は3か月、発行日が申請日よりも前であっても問題はありません。
東京商工リサーチによると、社名に「平成」を使った企業は、全国で1270社あるそうですから、「令和」を使った企業はこれからますます増えそうですね(昭和は2640社、大正は435社、明治は764社あるそうです)。
(今日付で商号を変更した会社を除いて、)漢字で「令和」を使った企業は存在しないそうですが、「れいわ」は全国に6社あるそうです。
参考 東京商工リサーチ http://www.tsr-net.co.jp/
余談ですが…
5月1日は祝日のため、その日を設立日とする会社の設立はできませんが、5月1日付の商号変更は可能です。
1日当日は祝日のため、変更登記の申請はできませんが、1日付の変更を後日、登記することが可能だからです。
令和に入った初日に設立するとすれば、5月7日になります。
商号変更は、登録免許税 3万円、司法書士報酬 2万円(税別)で承ります。
新商号の印鑑3本セットつきの場合には、1万円(税別)を加算させていただきます。
ご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。
03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通 090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。
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[ テーマ: 株式会社設立手続き ]
2019年3月23日10:18:26
4月1日を設立日とする株式会社の設立のご依頼をいただいているため、その準備として電子定款の認証手続きを受けるため、公証役場へ行ってきました。
ところで、電子定款の認証手続きは…
東京都内に本店を置く株式会社の場合には都内にある公証役場で、千葉県内に本店を置く株式会社の場合には千葉県内にある公証役場で…と各都道府県ごとに手続きをしなければなりません。
一般社団法人や社会保険労務士法人も同様ですが、合同会社には「定款認証」の手続きを行うことなく設立することができます。
電子定款の申請までは事務所のパソコンでインターネットを利用してオンライン申請をするのですが、最終的にはその申請した公証役場に足を運ばなくてはならない点がちょっとやっかいです。
東京、千葉、神奈川、埼玉あたりまではカバーできるとしても、それ以外の場所で株式会社を設立したいというご依頼をいただいた場合には、定款認証のみで1日がかりになることもあります(これまで、栃木、福島、京都…いろいろ行きました)。
時間に余裕があるときは軽い旅行気分で楽しめる面もあるので大歓迎です。
ちなみに、ご依頼が多い、東京、千葉、神奈川、埼玉については、どこの公証役場を利用するのかは予め決めています。
今回は東京都、千葉県に本店を置く株式会社の定款の認証を受けるため、公証役場を回り…まずは東京。
いつも地元の中野公証役場にお世話になっています。
そして、千葉の場合には、弊事務所がある東中野から総武線で1本、本八幡駅に近い市川の公証役場にお世話になっています。
* 神奈川は川崎の公証役場、埼玉は川口の公証役場を利用させていただいています。
昨日は、本八幡にある市川の公証役場が最後の訪問先だったので、本八幡駅からちょっと離れた場所にある居酒屋さんへ。
山梨の猟師から鹿肉や、猪肉を仕入れているということで、鹿肉を注文したところ、残念ながら品切れ。
なので、猪の焼肉を注文しました。
以前、ツーリング先の伊豆で食べた臭味のある猪肉がトラウマになっていて、ちょっと心配だったのですが、臭みは全くなく、とても美味しくいただきました。
まだまだ4月に向けて定款認証をしなければならない案件があるのですが、書類がまだ揃っていないものもあり…都内であれば問題ないのですが、それ以外はちょっと心配です。
登記手続きについて、電話によるご相談・お問い合わせ・お見積の依頼(無料)は、
03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通 090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。
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[ テーマ: 株式会社設立手続き ]
2019年3月14日15:41:00
今日、たまたまネットで、「お気に入りの会社名があれば、起業はきっと大丈夫」という記事を読みました。
https://telling.asahi.com/article/12193147
起業の仕方を検索すると、1,000万件もヒットし、そのどれを見ても難しくて諦めたそうです。
弊事務所のホームページでも、起業に関連する記事はネットで公開しており…
起業の中でも、会社設立に特化し、その登記の手続きをまる投げしてもらうような書き方をしているため、起業を考えている方にとってはほとんど役に立たないのだな、と考えさせられました。
ましてや、これから起業をしようと考えている方に、「会社名から決めると良い」等というアドバイスなんてできるわけもなく…
(弊事務所で手続き的な面ではない方向からのアドバイスができるとすれば、会社の設立日をいつにするか、いつが良いか程度でした
会社設立登記の日(六曜の吉凶))
この記事を読みながら、今後は、そういう方面からもアドバイスできればな、なんて思ったりしました。
会社名から決めるといいよ!なんて、もちろんどこにも書いてありませんでした。起業ってやってみるとこんなに簡単だったのに、インターネットって時々とても意地悪です、すぐ不安煽ってくるから、笑 (引用ここまで)
3月下旬から、会社設立の依頼が増える時期です。
いい気づきをいただきました。
(関連)
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