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西尾 努2007年2月より(株式・合同)会社設立・役員変更・定款変更、相続登記等、登記業務を中心に行っています。

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【司法書士】レターパックは便利だと思っていたが…

[ テーマ: 司法書士の独り言 ]

2018年11月19日15:49:00

司法書士という職業上、毎日のように、書類を郵送したり、受領したりしています。

そんな時、郵便局の窓口に行かなくても送れるレターパックはかなり便利で、ほぼ毎回、レターパックの「プラス」「ライト」を使い分けて利用しています。

 

 

先日も、レターパックライト(受け取り不要で、相手方の郵便受箱に入れて届けるタイプ)を利用して書類をお送りしたところ…

1週間程度経過して、「保管期間経過のためお返しいたします」の紙が貼られて戻ってきました。

 

レターパックライトの落とし穴

 

そもそも相手のポストに入れるだけの郵便物、何で保管されるのか疑問に思い、とりあえず、インターネットで郵便物を追跡したところ、

「ご不在のため持ち戻り」

「差出人に返送」

いやいや意味がわからない…不在でも届けるのがレターパックライトのいいところでしょう…と郵便局に問い合わせてみた。

 

 

すると…

郵便受箱に入らない場合には、不在通知を差し入れた上で持ち戻ることがあり、経過期間が過ぎると返送されることもありうるのだそう。

はぁ?と思いつつ、裏面に書かれた小さな注意書きを読むと、

 

レターパックの落とし穴

 

たしかに、説明を受けたとおりのことが書かれていました。

「・・・」

さすがに相手のポストの大きさまではわからないし…それなら、レターパックに「ポストが小さい場合には折っても大丈夫」と書いておけば入れてくれるのか、と尋ねると、できる限りのことはしてくれる、とのこと。

 

 

今回は、急ぎというほどのものではなかったので、トラブルは起きずに助かったのですが、こういうのは勘弁して欲しいな、と。

これに関わる手間も時間も送料も2倍かかることになるわけだし。

郵便約款などの「約款」は、ちょうど、今、民法改正で取り上げられており…このタイミングで、こんな形で約款に出会うことになろうとは…

油断していました。

 

 

 

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【本店移転】会社の本店移転手続きで9年ぶりの再会

[ テーマ: 本店移転登記 ]

2018年11月16日13:53:00

株式会社の本店移転登記手続きのご依頼をいただきました。

ありがとうございます。

 株式会社・合同会社の本店移転手続き

今回、ご依頼いただいたのは、9年前に定款変更・役員変更登記手続きのご依頼をいただいた方で、9年ぶりの再会となります。

 

 

司法書士は、税理士のように法人との顧問契約をするケースは少なく、一度、登記手続きの依頼をいただくと、次に何か変更事項(それも登記されている事項に限定)が発生しない限り、なかなかお会いする機会がありません。

* 変更事項…会社名の変更、本店移転、事業目的の追加・変更、役員の変更、資本金の増減、合同会社を株式会社に組織変更する等

そのため、設立に関わった会社がいつの間にか廃業、自然消滅していたり、当時の代表取締役に役員の任期が到来することをお伝えしようとしてもメールも電話もつながらないといったことも少なくありません。

 

 

ということで、9年ぶりに依頼人にお会いするため、移転先の会社を訪問しました。

ところで、9年前といえば、当事務所を開業してまだ2年くらいの時期で、これからやっていけるのかと不安になっていた頃。

本来であれば、9年ぶりにでも、会社名・代表取締役の氏名を聞いた瞬間に思い出さなければならないのかもしれませんが…正直な話、ピンと来ませんでした(申し訳ありません)。

でも、顔を見たとたん、当時の状況が蘇えり…蘇えったとしても、とくに共通の楽しい思い出話があるわけでもなく…結局、淡々と作業をすすめました。

で、次回お会いするのは、別の変更事項が生じた頃にお会いすることになるので、かなり先かと思いきや、取締役の任期が10年のこの会社、来年、任期が満了するため、1年後にまたお会いすることになりそうです。

 

 

無事に書類に押印をいただき、あとは申請するだけ、という状態になり…会社を出たら、16時半近くで、これから事務所に戻って登記を申請するのはちょっとムリだと判断し、

 

中野区へ本店移転

 

ちょっと歩いて、居酒屋さん探しを開始したところ、駅前の雑居ビルの2階の奥に小さな居酒屋さんを見つけました。

山形料理のお店のようです。

 

居酒屋巡り

 

カウンターに座り、マスターにおすすめのお酒を聞くと、レアなヤツがあるというのでそれにしました。

わざわざ遠くからそのお酒を目当てに来店する酒好きがいるというくらいのヤツで…壁に貼られたメニューからそのお酒を見つけ出すことができず、内心、いくらなんだろうと不安になりながら…日本酒初心者の私が飲んでも美味しいと思えるお酒でした。

マスターといろいろ話をしているうちに、マスターには、居酒屋店主とは異なる、もう一つ別の顔があり…その別の顔というのが、居酒屋店主をやる傍ら、秘境を探検し、秘境カメラマンなのだと知り驚きました。

山形料理の居酒屋だというのに、店内あちこちにアフリカの写真がある理由がそこでわかりました。

 

秘境写真家の居酒屋さん

 

秘境…とくに、パプアニューギニア(映画「食人族」等でも有名な地)の撮影旅行の話なども聞かせていただいたのですが、驚いたのはそういうツアー会社があり、度胸さえあれば誰でも比較的簡単に秘境に行けるということ。

しかも、そのツアー会社は、バイク乗りの間でも有名な、バイクの海外ツーリングを企画している会社と同じD社でした。

(あとで、D社のホームページを見ると、「アフリカ旅行のD」となっていました)

なんていう話をしながら…

 

山形名物の芋煮

納豆つくね

 

山形名物の「芋煮」と「納豆つくね」をいただきました。

たまたま入った居酒屋さんでとても興味深い話を聞くことができ、ちょっと刺激を受けて帰ってきました。

 

 会社の本店移転登記と登記費用

 

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【相続登記】士業3人の相続手続きと経営者1人の居酒屋さん

[ テーマ: 不動産の所有権移転 ]

2018年11月15日12:29:00

不動産の相続登記手続きのご依頼をいただき、夕方遅く、練馬区にある相続人のお宅を士業3人で訪問しました。

 

練馬区で相続登記

 

3名の内訳は…行政書士さんは2事務所2名、司法書士は私1名、計3名で相続手続きをすすめることになりました。

行政書士の1名は戸籍謄本等各種証明書の収集、残る1名は遺産分割協議書の作成を担当され、私(司法書士)は、登記の部分を代行させていただきます。

今回は2回目の訪問で、必要な証明書等はすべて揃い、あとは相続人間の話し合いの結果を聞いて作成した遺産分割協議書を手渡して、それに署名捺印をいただくだけの状況に。

 

 相続登記手続きについてはこちら

 

 

打ち合わせを終えて、行政書士さんたちと別れて…

いつもなら、訪問先付近で居酒屋を探すのですが、この日は、光が丘から都営大江戸線で練馬へ移動しました。

前日は練馬の大鳥神社の酉の市(二の酉)だったこともあって、あちこちに提灯が。

 

練馬の酉の市

 

練馬には、よく行くお店があり、そこは3席しかない中国出身のママさんが1人でやっている上海料理店。

前回行ったときからちょっと間隔が開いてしまったので、そこに行くつもりでした。

客席が3席しかないため、席を確保するのが大変で…

開店直後に行き、無事に席を確保することができた、と喜ぶのもつかの間、席に着く前に「留守番」を頼まれました。

お酒が足りないのでこれから買いに行ってくるということで…「テレビのリモコン」と「紹興酒」を渡されて店番です。

 

司法書士が店番をした

 

時間にして5分程度、その間、お客さんは誰も来ませんでしたが、お礼に(?)とお菓子をいただきました。

 

店番のお礼はお菓子

 

いただいたのは、前日まで長崎に旅行に行ってきたそうで、その長崎土産のカステラプリンケーキです。

昨日まで2泊3日の長崎旅行、今月はあと2回旅行に行く予定が決まっているのだそう。

観光地に行くと、中国人の団体が多いのがわかるような気がします。

いろいろ話を聞いているうちに…このお店、3席しかないというのに、今年で7年目を迎えるのだと聞きました。

始める前には、この周辺の不動産を何件も見て回ったそうですが、広いところはスタッフも雇わなければならないし、そうすると人件費もかかるし…で、結局、家賃も安く、1人でできるので、もともと焼鳥屋だったこの場所を借りたのだとか。

 

7年目の最小中華料理店

 

ママさんの起業物語を聞きながら、先日、読み終えたばかりの「ひとりビジネス」という本を思い出しました。

 

1人起業

 

リスクを最小限にして、好きな分野でニッチなところを狙い、小さく始める…大儲けは期待できない反面、雇われるよりもストレスを抱えず、長くできます。

小規模な飲食店に行くことが多く、店主に創業時の苦労話や今の経営の話はよく聞かせてもらうのですが、毎回、勉強させていただいております。

 

 相続登記手続きについてはこちら

 

 

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