[ テーマ: 司法書士のプライベート ]
2018年12月24日20:56:00
小さい頃から映画を見るのが大好きで―
功夫映画から始まって、アクション映画、ホラー映画等、比較的よく見ているほうだと思うのですが…映画は、「見る」だけではなく、その延長で「読む」のも好きだったりします。
どんなものを読んでいるのかといえば、たとえば、
映画の中で、登場人物が何を食べ、どんなお酒を飲み、何を着て…また、スクリーンに映った本がどんな意味をもっているのか…
とくにお酒は、主人公が最初に飲んでいたお酒と最後に飲んでいたお酒や銘柄が異なっていたりすることもあり、なぜお酒が変わったのか、主人公のこだわり等、細かいところまでこだわっている映画もあり、とても興味深い。
シネマ厨房(キッチン)の鍵貸します―映画に出てくる料理を作る本
映画が終わったその夜に―お酒たちをよろしく (酒文ライブラリー)
ちなみに、「シネマ厨房(キッチン)の鍵貸します―映画に出てくる料理を作る本」は映画に登場する料理のつくり方まで紹介されています。
映画が字幕なしで見られるようになるため、映画を見ながら英語や韓国語を勉強しようと思ったこともあり、そういう本を読んだこともありました。
が、ほとんど身についておらず、とくに韓国語なんかは、韓国料理のお店で、挨拶や注文の際、ちょっと驚かせる程度で会話は成立しません…。
映画のロケ地、キャメラ(映画の世界では、カメラはキャメラと呼ぶらしい)、脚本、字幕、予告など、映画の舞台裏について専門家がやさしく解説している本。
会社設立の際の事業目的を決める際に意外と役立ったりするし、字幕のルールを知れば知るほど、これまで見向きもしなかった吹き替え版のよさも認識するようにもなりました。
また、これまでは、出演している俳優さんで見る映画を決めることが多かったのですが、最近では、脚本家で映画を選んだりすることもあります。
また、ツーリングで映画が撮影された場所へ聖地巡礼的なこともやったりすることもあります。
某映画のワンシーンですが、軽井沢にあり、実際に行ってきました。
ほかにも、一般的な映画評や、著名人のおもしろい映画・人生で影響を受けた映画等を紹介する本や雑誌なども読み、次に何を見ようかなどと考えたりするのも好きです。
という感じで映画を見るだけではなく、読んで楽しんだりもしているといいつつ、実は、長い間、映画館に足を運ぶことなく、もっぱらBS放送など、テレビで鑑賞する生活が続いています。
行かないうちに、映画館の予約の仕組みがややこしくなり、余計に行きづらくもなりました。
時々、居酒屋などでそういう話をすると、決まって、「簡単だから」、「行ってタッチパネルをピッとするだけだから」、と励まされる(?)のですが、今日、電車に乗ったら、こんな広告が目に入りました。
「登録は、映画館予約よりもカンタン!」
ということは、「映画間予約は難しい」ことを前提にしており、やっぱり…
先日も某知り合いから、今流行りの「ボヘミアン・ラプソディ」を観に行かないかというお誘いをいただいたのですが…こわい、こわい。
音響のいい映画館で見ると、かなり感動するらしいのですが。
もう少し待てば、すぐにBSで放送されるのだから、と自分に言い聞かせています。
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[ テーマ: 司法書士のプライベート ]
2018年12月22日14:21:00
先日、「飲食店開業の本を読んでいる」ということをSNSに書いたところ―
・「司法書士カフェか立ち飲み屋を開始されるなら飲みに行きますよ〜。たぶんたまにですが汗」
・「坊主バーとか弁護士バーとかありましたから、ぜひ、司法書士バーを。」
なんていうコメントをいただきました(ありがとうございます)。
坊主バーは行ったことがありますし、弁護士バーの存在は聞いたことがあります。
開業当初、そういうのもおもしろいとスナックの居抜き物件を事務所にしようと思ったこともないことはないのですが…
その日の夜―
下北沢で忘年会を兼ねた交流会を終えて、参加者の1人と一緒にスナックへ行きました。
お酒も入っていたこともあって、できるだけ入りにくそうなお店に入ってみようと、怪しげなドアのスナックを発見し…
ドアを開けて、案内されたカウンターに座ると、隣にいたのは弁護士さん。
一見のわれわれに名刺を渡し、ここは怪しくないから、と。
この先生はおそらく常連さんで、店員さんたちもその客が弁護士だと知っているため、「先生、先生」と途中から従業員の法律相談が始まりました。
聞くともなく聞いていたのですが、飲んでするような軽い話でもなさそう。
弁護士さんも真剣に対応していましたし…
その時、あ…(いろいろ違う点はあるものの、)これは弁護士スナックだな、と。
弁護士がスナックを経営するともっとややこしくなるのかもしれないな、と。
相談ごとにお酒が加わると、きっと良いことはありません。
その瞬間、自分にはこういうのはムリだと悟りました。
だから、司法書士カフェ、司法書士バーは一生やりません。
ところで、この弁護士さん、自ら弁護士だと名刺を配り、お店でも大活躍され、われわれにもいろいろとアドバイスをしていただいたのですが、しばらくして、われわれの仕事が気になったのか、どんな仕事をしているのかと聞かれ…
名刺を渡したら、一瞬、妙な空気になったので、「最初から名刺交換して素性を明らかにすればよかったのですが、出しそびれて…」なんて言い訳したもののちょっと後味は悪かった。
また、読み終えたばかりの本、考えないヒント―アイデアはこうして生まれる (幻冬舎新書)に、ある作家の話が紹介されていました。
その作家の自宅の地下にバーがあり、寝る前にそこで一杯飲むことができるのだそうです。
そういうのを読むとちょっと惹かれますが…司法書士を引退する頃、また考えてみたいと思います。
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[ テーマ: 本・映画の中の会社設立 ]
2018年12月22日13:21:00
たまたま読んでいた本、考えないヒント―アイデアはこうして生まれる (幻冬舎新書)に、「会社設立」に関して興味深い記述がありました。
その記述というのは、著者の小山薫堂さんが新会社を立ち上げた時の会社名(商号)の決め方。
当初、会社名を「東京ワンダープロジェクト」とする予定だったそうですが、ふと「オレンジ」という名称がひらめき、最終的に「オレンジ」にしたのだとか。
オレンジには、
・覚えやすく、
・誰からも愛され、
・イメージカラーがものすごくはっきりしていてアイコンになりやすく、
・飽きられることがなく、
・人を元気にする色
というイメージがあり、それらが決めてとなり、「オレンジ」がいいという結論に至ったらしい。
ちなみに、「色の新しい捉え方~現場で「使える」色彩論~ (光文社新書)」によると、色はメッセージを持っており、オレンジ(橙色)は、インシュリンの分泌を促し、人の健康に影響を与える色で、少量のグレリンの分泌を促し、食欲にも刺激をもたらすのだそうです。
その後、小山さんは、ただの「オレンジ」ではつまらないので、「オレンジ・アンド・パートナーズ」という名称を思いつく。
この会社では、「オレンジ&○○○」というように、どこかとコラボレートしながら、いろいろなことをやっていこうと思ったから、「パートナーズ」を加えたとか。
さらにおもしろいな、と思ったのは、探しているオフィスの形態。
1階をオレンジジュース屋にして、オフィスに帰ると「いらっしゃいませ」とオレンジジュースを差し出してくれる。
そのカウンターの裏をオフィスにしてそこで会議ができるような物件を探していたという。
また、この会社の定款がなかなかよくできており、
先日、このブログで、事業としてするのであれば、定款に規定しておくべきだと書きましたが、当然、この会社の定款には、「○○のプロデュース」「○○のプロモーション」など事業目的を並べた最後に、「果物、ジュースの販売」も盛り込んでいるというから驚きです。
本を離れて、この会社のホームページ http://www.orange-p.co.jp/ を見ると…
たしかに、オフィスの受付は、1階のORANGE BRAINERYというカフェがある会議室の中の珈琲スタンドが兼務しているということですから、オレンジジュースもありそうですね。
(関連)
余談ですが…
この投稿のために、オレンジジュースの写真が欲しくて、喫茶店での打ち合わせの際、早めに来てオレンジジュースを注文して写真を撮影しました(笑)。
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