[ テーマ: 起業支援 ]
2018年12月21日12:18:00
昨日は、128回目の起業家交流会で、忘年会を兼ねて開催しました。
と、その前に…
1時間早めに来て、その後の忘年会にご参加いただく方と、近くの喫茶店で株式会社設立の打ち合わせ。
設立するにあたり、決めなければならない事項を全て決め、11月30日から定款認証時に新たに加わった「実質的支配者」の確認も忘れずに…単刀直入に、「暴力団員ですか?」と尋ね、
今年2018年11月30日、新たな定款認証制度がスタートします
そうではない、ということで、あとは会社設立日を決めるのですが、もし、1月4日に設立したいと言われたらどうしようかと心配したのですが、設立日は1月11日に決まり、ホッ。
決めることは決め、用意いただくものはこれから用意していただくことになり、忘年会の会場へと移動して…
今回の忘年会の会場は、下北沢の韓国料理店Dondokoさん。
実は、店主の具さんは、この交流会の常連だったのですが、4年ほど前に下北沢で飲食店を開業され、出席が難しくなったため、年に何度かこちらを利用させていただく形で交流を続けています。
(店主の具さん)
お店自慢のサムギョプサルや、お酒はビール、マッコリ、チャミスル…
最近、新大久保でよく見かけるチーズタッカルビ(今流行りのチーズドッグはありませんでした)、シメには冷麺も。
会費を超えているんではないかと心配になるほど、韓国料理を堪能させていただいました。
今回、ご参加いただいたのは、税理士や行政書士などの士業の先生方が多かったようです。
たまには、参加者全員で記念撮影をすれば良いのですが、いつも忘れてしまいます(みんなも料理の写真を撮るのに夢中になっているので、参加者のSNSの投稿を見ても料理の写真しかありません(笑))。
年末の忙しい時期、店主の具さん、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
来年1月の新年会兼交流会は、歌舞伎町のモンゴル料理のお店で開催する予定です。
この交流会にご興味がある方、参加されたい方は、こちらからお問い合わせください。
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[ テーマ: 起業支援 ]
2018年12月20日14:14:00
仕事帰りにいろいろな飲食店に通っているうちに、客側ではなく、向こう側の世界も知りたくなり、最近、いろいろな飲食店を始める人向けに書かれた本を読んでいます。
読んでみて、まず驚いたのは、開業するまでにかかった費用があまりに高額なこと。
店舗物件取得費(保証金、仲介手数料等を含む)、内装、什器、仕入れ…でカフェでも1000万円をかけているお店が少なくありません。
本に紹介されているお店だけ見ているので、そうではないというお店もたくさんありますし、中には自分で内装も手がける方もいると思いますが、それでもけっこうかかりそうだな…と。
そして、その多くを融資を受けているというから、1日の売り上げがいくらで、そのうち原価がいくらで…って考えると、返済が終わるのがいつになるのか他人事ながら心配になります。
具体的な話は、昨日ご紹介した本「バーのマスターはなぜネクタイをしているのか? 僕が渋谷でワインバーを続けられた理由」にも書かれていました。
「司法書士の報酬」と比較すると、いったいどうやって経営しているのだろうか、と不思議に思います。
その他、おもしろかったのは、どこに開業するのか(立地)から始まり、お店のコンセプトを決めたり、メニューを決めたり…
立ち呑み屋であればスピード、開店率重視で…とか、バーであればお酒に合わせた料理を…とか、
看板をどうする、広告はどうする、メニューの配置とか…
どんどん興味がわいてきて、開業本から、気がつくと、「行列ができるお店」「儲かるお店」の秘訣が書かれた本まで読み始めました。
読みすすめるうちに、あ…結局、どの業界も似たようなものだな、ということに気がつき、司法書士事務所の経営に応用できるし、日々の居酒屋巡りではお酒・料理だけではなく、「お店を見る」楽しみもできたし、なかなか勉強になりました。
ということで(?)、今夜、株式会社を設立して始めた飲食店をお借りして、今年最後の交流会(兼忘年会)を開催します。
司法書士の場合、会社を設立した時点で依頼された仕事が終了してしまい、その後に実際にお店を開業するところまで関わることはほとんどありません。
今回、交流会でお借りするお店は、設立登記で関わらせていただき、その後もずっとお付き合いさせていただいているお店です。
なので、今夜は、粗相のないように…
ご相談、ご質問については、下記にお電話、またはメールによるお問合わせをご利用ください。
03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通 090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。
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[ テーマ: 商業登記 社名・商号 ]
2018年12月19日14:11:00
会社設立手続きのサポートをさせていただいている中で、なかなか決まらないのが商号(会社名)で…
事業目的、本店住所、役員構成、資本金額はわりと早い段階で決まるのですが、商号が決まらずに数日、長い場合には決まるまで半年かかったケースもあります。
昨日も、一度、カタカナ表記の会社名で会社設立手続きのご依頼をいただき、さっそく法人印を発注したところ、その直後、カタカナではなく、アルファベット…でも小文字か大文字かで決まらずに…いったん保留となり、数時間後に大文字のアルファベットに決まった、なんてこともありました。
まずは、登記手続き上のルールから。
これを守らないとせっかく決めた商号も登記することができません。
登記手続き上のルールを踏まえて…今回は商号を決定するヒントを少し。
1.最も普通な決め方
覚えやすく、簡潔で呼びやすい(親しみやすい)会社名にしたり、その会社のイチオシの商品名・ブランド名を会社名にしたり、○○食品、○○不動産のように会社の事業内容を表すものにしたり、創業者の名前を入れたりする。
2.姓名判断
占いに信憑性があるかといえば、私は否定的ですが、姓名判断で決定される方は少なくありません。
決定まで半年かかったのは姓名判断で決定したケースでした。
3.音の潜在意識効果(音のサブリミナル効果)
最近、語感の科学分析を生業にされている、言葉の感性専門家の黒川伊保子さんの、「音の潜在意識効果」について書かれた本を続けて読んだのですが、これがなかなか興味深いのです。
紹介されている例をあげると…
・男子は、ゴジラ、ガンダム、ジャンプなどの濁音が含まれているものが好き。
・女子が好きなファンシーグッズは、サンリオ、サカモト、サンスター…皆、Sで始まる企業名。
・車の名前には、Cがいい。
ちょっとオカルトっぽいですが、そういうことを研究されている方もいるようです。
4.意味よりも響きを大切にする
3と似ているのですが、先日、読んだワインバーの店主が書いた本、
バーのマスターはなぜネクタイをしているのか? 僕が渋谷でワインバーを続けられた理由
で、オープンするバーの名前を決めるときのエピソードとして、言葉の意味よりも響きを大切にしたほうがよいと書かれていて、なるほどな、と。
・お店の名前は一般に4文字がいいとされている(長くても結局は4文字に短縮して呼ばれる)
・一番頭の文字が「ア行」だと発音しやすい。
・日本人が発音しづらいカタカナ言葉は避けたほうがよい。
・覚えやすい…アヒル、ウグイスなど…日本人なら誰でも知っている単純で覚えやすい言葉がよい。
5.インターネット検索結果を考えて…
これだけインターネットが普及すると、会社のホームページは不可欠なものになり、インターネット検索の結果が会社の業績を左右するといっても過言ではありません。
神田昌典さんが日経MJで連載されている「未来にモテるマーケティング」11/5号で触れられていたのですが…
https://www.kandamasanori.com/media/2264/
インターネット検索で上位表示されるためには莫大な費用、時間がかかりますが、それを避けるために…
ユニークかつオリジナルな言葉を社名にし、覚えられやすい社名であり、発音しやすい社名であること。
そうすることによってお客さまを集めやすい会社になるのだそう。
覚えやすく、発音しやすい、ア行で4文字、男性相手の企業であれば濁音を入れるのがいいのかもしれません。
ほかにも、
お客さまが領収書を受け取り、受け取った領収書を経理に出すときに恥ずかしくない会社名にする(運がいいと言われる人の脳科学 (新潮文庫))
(関連) 商号(社名)の盲点
というのもありました。
余談ですが…以前、ツーリング中にたまたま見かけた占い喫茶で、姓名判断をしてもらったことがあります。
その際、司法書士という仕事で成功するなら、西尾努ではなく、西尾「功」に名前を変更またはビジネスネームを利用すべきだと、ありがたい(?)アドバイスを受けましたが、無視しました。
最後に―
商号(会社名)を決定するのはとても難しいことですが、決めてから、「この会社名、どう思いますか?」なんて質問、相談だけはどうかご勘弁ください。
会社設立、商号変更(定款変更)手続きについて、電話によるご相談・お問い合わせ・お見積の依頼(無料)は、
03‐5876‐8291 または、
司法書士西尾へ直通 090-3956-5816(ソフトバンク)までお気軽に。
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