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西尾 努2007年2月より(株式・合同)会社設立・役員変更・定款変更、相続登記等、登記業務を中心に行っています。

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【士業酒場】司法書士カフェ、司法書士バー

[ テーマ: 司法書士のプライベート ]

2018年12月22日14:21:00

先日、「飲食店開業の本を読んでいる」ということをSNSに書いたところ―

 【起業】飲食店を始める本を読んでみた

 

飲食店で起業、会社設立

 

・「司法書士カフェか立ち飲み屋を開始されるなら飲みに行きますよ〜。たぶんたまにですが汗」

・「坊主バーとか弁護士バーとかありましたから、ぜひ、司法書士バーを。」

 

なんていうコメントをいただきました(ありがとうございます)。 

坊主バーは行ったことがありますし、弁護士バーの存在は聞いたことがあります。

 中野のディープな居酒屋さん(坊主バー)

 

開業当初、そういうのもおもしろいとスナックの居抜き物件を事務所にしようと思ったこともないことはないのですが…

 

その日の夜―

下北沢で忘年会を兼ねた交流会を終えて、参加者の1人と一緒にスナックへ行きました。

お酒も入っていたこともあって、できるだけ入りにくそうなお店に入ってみようと、怪しげなドアのスナックを発見し…

 

弁護士スナック

 

ドアを開けて、案内されたカウンターに座ると、隣にいたのは弁護士さん。

 

弁護士スナック

 

一見のわれわれに名刺を渡し、ここは怪しくないから、と。

この先生はおそらく常連さんで、店員さんたちもその客が弁護士だと知っているため、「先生、先生」と途中から従業員の法律相談が始まりました。

聞くともなく聞いていたのですが、飲んでするような軽い話でもなさそう。

弁護士さんも真剣に対応していましたし…

 

 

その時、あ…(いろいろ違う点はあるものの、)これは弁護士スナックだな、と。

弁護士がスナックを経営するともっとややこしくなるのかもしれないな、と。

相談ごとにお酒が加わると、きっと良いことはありません。

その瞬間、自分にはこういうのはムリだと悟りました。

だから、司法書士カフェ、司法書士バーは一生やりません。

 

 

ところで、この弁護士さん、自ら弁護士だと名刺を配り、お店でも大活躍され、われわれにもいろいろとアドバイスをしていただいたのですが、しばらくして、われわれの仕事が気になったのか、どんな仕事をしているのかと聞かれ…

名刺を渡したら、一瞬、妙な空気になったので、「最初から名刺交換して素性を明らかにすればよかったのですが、出しそびれて…」なんて言い訳したもののちょっと後味は悪かった。

 

 

また、読み終えたばかりの本、考えないヒント―アイデアはこうして生まれる (幻冬舎新書)に、ある作家の話が紹介されていました。

 

考えないヒント

 

その作家の自宅の地下にバーがあり、寝る前にそこで一杯飲むことができるのだそうです。

そういうのを読むとちょっと惹かれますが…司法書士を引退する頃、また考えてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 


商号(会社の名前)のこんな決め方

[ テーマ: 本・映画の中の会社設立 ]

2018年12月22日13:21:00

たまたま読んでいた本、考えないヒント―アイデアはこうして生まれる (幻冬舎新書)に、「会社設立」に関して興味深い記述がありました。

 

考えないヒント

 

その記述というのは、著者の小山薫堂さんが新会社を立ち上げた時の会社名(商号)の決め方

当初、会社名を「東京ワンダープロジェクト」とする予定だったそうですが、ふと「オレンジ」という名称がひらめき、最終的に「オレンジ」にしたのだとか。

 

 

オレンジには、

・覚えやすく、

・誰からも愛され、

・イメージカラーがものすごくはっきりしていてアイコンになりやすく、

・飽きられることがなく、

・人を元気にする色

というイメージがあり、それらが決めてとなり、「オレンジ」がいいという結論に至ったらしい。

 

ちなみに、「色の新しい捉え方~現場で「使える」色彩論~ (光文社新書)」によると、色はメッセージを持っており、オレンジ(橙色)は、インシュリンの分泌を促し、人の健康に影響を与える色で、少量のグレリンの分泌を促し、食欲にも刺激をもたらすのだそうです。

 

オレンジ色のイメージ

 

その後、小山さんは、ただの「オレンジ」ではつまらないので、「オレンジ・アンド・パートナーズ」という名称を思いつく。

この会社では、「オレンジ&○○○」というように、どこかとコラボレートしながら、いろいろなことをやっていこうと思ったから、「パートナーズ」を加えたとか。

 

 

さらにおもしろいな、と思ったのは、探しているオフィスの形態。

1階をオレンジジュース屋にして、オフィスに帰ると「いらっしゃいませ」とオレンジジュースを差し出してくれる。

そのカウンターの裏をオフィスにしてそこで会議ができるような物件を探していたという。

 

オレンジ

 

また、この会社の定款がなかなかよくできており、

先日、このブログで、事業としてするのであれば、定款に規定しておくべきだと書きましたが、当然、この会社の定款には、「○○のプロデュース」「○○のプロモーション」など事業目的を並べた最後に、「果物、ジュースの販売」も盛り込んでいるというから驚きです。

 

 

本を離れて、この会社のホームページ http://www.orange-p.co.jp/ を見ると…

たしかに、オフィスの受付は、1階のORANGE BRAINERYというカフェがある会議室の中の珈琲スタンドが兼務しているということですから、オレンジジュースもありそうですね。

 

(関連)

 【定款】会社の目的を追加する、新事業を始める

 【会社設立・商号変更】会社名(商号)の決め方

 

 

余談ですが…

この投稿のために、オレンジジュースの写真が欲しくて、喫茶店での打ち合わせの際、早めに来てオレンジジュースを注文して写真を撮影しました(笑)。

オレンジ

 


【交流会】2018年忘年会 兼 第128回交流会

[ テーマ: 起業支援 ]

2018年12月21日12:18:00

昨日は、128回目の起業家交流会で、忘年会を兼ねて開催しました。

 

 

と、その前に…

1時間早めに来て、その後の忘年会にご参加いただく方と、近くの喫茶店で株式会社設立の打ち合わせ。

設立するにあたり、決めなければならない事項を全て決め、11月30日から定款認証時に新たに加わった「実質的支配者」の確認も忘れずに…単刀直入に、「暴力団員ですか?」と尋ね、

 

 今年2018年11月30日、新たな定款認証制度がスタートします

 

そうではない、ということで、あとは会社設立日を決めるのですが、もし、1月4日に設立したいと言われたらどうしようかと心配したのですが、設立日は1月11日に決まり、ホッ。

決めることは決め、用意いただくものはこれから用意していただくことになり、忘年会の会場へと移動して…

 

12月交流会兼忘年会

 

今回の忘年会の会場は、下北沢の韓国料理店Dondokoさん。

実は、店主の具さんは、この交流会の常連だったのですが、4年ほど前に下北沢で飲食店を開業され、出席が難しくなったため、年に何度かこちらを利用させていただく形で交流を続けています。

 

具さん
(店主の具さん)

 

お店自慢のサムギョプサルや、お酒はビール、マッコリ、チャミスル…

 

忘年会

 

最近、新大久保でよく見かけるチーズタッカルビ(今流行りのチーズドッグはありませんでした)、シメには冷麺も。

会費を超えているんではないかと心配になるほど、韓国料理を堪能させていただいました。

 

チーズタッカルビ

 

今回、ご参加いただいたのは、税理士や行政書士などの士業の先生方が多かったようです。

たまには、参加者全員で記念撮影をすれば良いのですが、いつも忘れてしまいます(みんなも料理の写真を撮るのに夢中になっているので、参加者のSNSの投稿を見ても料理の写真しかありません(笑))。

 

 

年末の忙しい時期、店主の具さん、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

来年1月の新年会兼交流会は、歌舞伎町のモンゴル料理のお店で開催する予定です。

 

 起業家交流会について

 

 

この交流会にご興味がある方、参加されたい方は、こちらからお問い合わせください。

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